不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

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相横歩取りに幸せは無い?

後手番で横歩取りになったときの主力戦法として、もっぱら相横歩取りを使っていたのですが、最近実践と感想戦を重ねる中で、そろそろ限界が見えてきたかも…と感じています。

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上の図は、相横歩取りで飛車角総交換になる激しいパターンですが、この▲4六角に対して何をどうやっても後手が幸せになるパターンが見えないんですよ。

一番ありがちな応手は△8二角ですが、定跡通りに進んだとして、多分こんな局面になります。

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ここで△2九飛と打てないと、何のためにここまでやってきたのかって感じなのですが、実際に打つと▲6三馬(詰めろ)から▲1八馬と引かれてしまい、どうにもうまくありません。

一時期、▲4六角に△8六歩と垂らす手を連採してましたが、これも冷静に▲8八歩と受けられてしまうと、どうしても流れが穏やかになってしまう。流れが緩やかになると、左銀が立ち遅れている分どうしても後手が良くはなりにくいと思うんですよね…

ちなみにソフトは▲4六角には△8二歩が最善であるとおっしゃいます。相横歩の北島本では、△8二歩には▲8三歩で先手が指しやすいとありますが、▲8三歩には△8四飛▲8八銀△8三飛と歩を抜いて後手やや有利、という判断のようです。

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しかし…後手有利ですか?コレ…飛車を手放している上に、歩越し飛車がどうにも扱いづらくて今後の駒組みにも苦労しそうです。私なら後手を持ちたいとは正直思いません。

今のところ深掘りする価値がありそうなのは▲4六角に△2七角と打ち込む手。

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しかし、これも高段の人に言わせると、▲3八銀△2八飛▲3九飛で先手優勢、ということらしい。確かに、ここまでガチガチにされると△5四角成と引き成るしかなく、そうなると▲9一角成から桂香を回収されてやや苦しそう。

ソフトによれば△2七角には▲8六飛も有力らしい。

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これは、△4九角成▲同玉△6九飛と打ち込まれたら、▲5九角と合駒しておけば8九の桂に紐がついている分、打ち込んだ飛車が危ないでしょ、ということらしい。

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しかも攻めては飛角が8、9筋を睨んでおり、攻めが組み立てやすそう。後手は△6九飛を我慢して駒組みを進めるしかないですが、そうなるとやはり左銀の立ち後れが響きそうです。先手は▲5八角の自陣角でガチガチに飛車の打ち込みを消す手などもありそうですし。

そんなわけで、激しい変化になっても、最善を指されるとどうにも後手が駄目そうな気がしてしかたがありません。かといって、穏やかな流れになると右銀の出遅れが響きそうでこれも良くなる気がしない。しかも、穏やかな流れにするか、激しい流れにするかは、基本的に先手が選択権を持っているのです。

例えば▲7七銀△7四飛に対して、飛車を交換するのではなく▲3六飛と引けば、それだけで激しい展開を拒否できてしまいます。

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そんなわけで、相横歩取りで後手に幸せは無いのではないかと最近思い始めています。

変化が多岐にわたる上に、常に細心の注意が必要な△3三角型が嫌で相横歩を選んでいた側面がありますが、いよいよ腹をくくって△3三角型に踏み込む時が来たのかもしれません…

相横歩取り定跡の変化を脳内で読む

脳内将棋盤トレーニングのネタとして、相横歩取り定跡を勉強しているのですが、実戦ではやはりいつもいつも定跡通りに進むはずなどなく、いくつか応対に困る変化に出くわします。

今困っているのは、主に以下の2つですね。

  1. 大駒総交換後の▲4六角△8六歩に対して、先手が8筋に飛車を打ってくる変化(1図)
  2. ▲4六角を省いて▲2八歩と2筋を先に守ってくる変化(2図)

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最近はこれらの変化を脳内将棋盤で延々と考えていました。寝室で寝る前にトレーニングがてら考えていたら白熱してしまって眠れなくなったりしたこともありました(汗

1図の▲4六角△8六歩は以下の本に書かれてあった定跡です。

乱戦!相横歩取り
北島忠雄
B00K722JZU

これを読む前は、▲4六角に対して△8二角と合わせる定跡しか知りませんでした。

この△8六歩の狙いは、これを先手の銀に取らせた上で、右桂を跳ね出して中央を狙う、あるいは右桂と連携しながら8筋を歩で乱して飛車打ちの隙を作ることにあります。先手が放置すれば△8七歩成▲同金△7八角(または△7九飛)です。

これに対して、先手が8筋に飛車を打ち込み、△8七歩成の妨害と▲8一飛成の両狙いを見せてくる変化への対処がいまいちわからない。上記の本にもこの変化は載ってません。

考えられる手としては△2七角と打ち込み、▲8六飛成としてきたら△6四歩で桂に紐をつけ、先に▲8一飛成なら△4九角成からの強行筋を敢行ですかねぇ…

で、2.の▲4六角の代わりに▲2八歩の変化。大駒総交換した以上、▲4六角から乱戦を求めてくるのが方針も一貫していて普通だと思いますし、実際、上記の本にも▲4六角以外の手は載ってないのですが、ここで一転自陣に手を入れる▲2八歩。

これは、単に△2七角や△2七飛の打ち込みを消しているだけではなく、次に▲5五角と香の両取りに打ち込む手も視野に入れているはずです。この時、2八の歩がなければ△2八歩▲同銀△2五飛という返し技がありますが、それを事前に防いでいます。

実戦で遭遇したときは構わず△8六歩を敢行した後、8筋に飛車を打たれて1の変化と同じような流れになりました。

ただ、今になって冷静に考えると、向こうが乱戦を放棄して自陣に手を入れているわけだから、こちらも自陣を整備していくのが無難なのか。△8二歩や△2二銀などで。

あくまで乱戦を志向するならここで△7三桂もありですかね。▲4六角ならこの桂をすぐに跳ねだすことができないため、△7三角打ちから再度の角交換を介して手順に跳ねだすわけですが、▲4六角がいないうちにさっさと跳ねてしまおうという。…まあ、それでも▲8三飛から一方的に龍を作られてしまうことになるので、やはりここは自陣整備が無難ですかね…。まずはこちらも大駒の打ち込みを防ぐ△8二歩が有力かな。その後は一転、駒組み合戦か…

…なんてことを、脳内将棋盤であーだこーだ動かしながらこの記事を書いてます(局面図はあとから貼り付け)。私の脳内将棋盤もだいぶ使えるモノになってきたような気がします。

[検証]シリーズ:角交換四間飛車対策検証3 飛車交換打診型4

最近、角交換四間飛車を相手していると、下図のように飛車交換を打診した後筋違い角を打ってくる指し方によく遭遇します。

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この筋違い角の狙いは明白で、例えば▲7八金などと悠長に玉を固めていると、△3五歩(A図)と突かれてとたんに苦境に陥ります。

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▲同銀や▲4七銀は△2七歩が炸裂して2筋の収拾がつかなくなります。▲2七銀も△2五飛と走られ、▲2六銀△2二飛▲2五銀にやはり△2七歩(B図)で収拾つきません。

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従って課題図では悠長に玉を整備している暇は無く、5四-2七の筋違い角のラインを早急になんとかする必要があるわけです。

課題図の対局では私は▲4五歩(C図)と突いて行きました。

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△同歩と取らせて角道を遮ろうという意図ですが、▲2六飛(D図)と単純に浮いてしまう手の方が今思えばわかりやすくて有力な気がしますね。

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ここから先の指し方は今まで検証してきた方針に合流するのでここでは割愛します。

[検証]シリーズ:角交換四間飛車対策検証3 飛車交換打診型3

前回の続き。

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向かい飛車へ振り直してから△2四歩▲同歩△同飛の飛車交換打診に対して、▲2五歩と交換を拒否。その後、▲3六歩から▲3七桂に整えるのは、△1三桂からの強襲に対して、決定的に悪くなるわけではないもののいまいち展開としては面白くないということで、▲3六銀と上がってどうか(課題図)、というのが今回のお題です。

ここから初志貫徹とばかりに△1三桂と跳ねて△2四歩から再度の飛車交換を試みるのはおそらく無筋で、▲1五歩(A図)で先手優勢になりそうです。

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A図から予定通り△2四歩なら▲1四歩と突っ込めば端の突破が確定します。

ちょっとややこしいのがA図からいきなり△2五桂と跳ねる手で、▲同銀で単純な先手の桂得になるんですが、△1五歩と手を戻されると、1筋強行突破もちらつかされ、歩切れの先手は一見、手に困ります。ただ、ここで▲6六角とする手がうまそうです。

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これに対して△4四角と合わせる手には、▲4五桂と打ち込めば後手は困るはず。放置すれば▲3三桂成で後手陣崩壊ですし、かと言って△4二銀と引くと▲2四銀と飛車先を潰されます。後手は△4二金と銀に紐を付けるくらいでしょうが、それでも▲3三桂成とし、△同金(C図)となった局面は先手の銀得な上、再度の角交換から▲3一角みたいな手も見えており、先手十分の局面でしょう。

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B図に戻り△4四歩と角道を止めた場合は、それでも▲4五桂と歩頭に打ち込みます(D図)。

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△同歩とは取れませんし、△4二銀と引くのも▲4四角で酷いことになる。△4二金くらいでしょうが、ここでも▲3三桂成△同金としておきます(E図)。

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先手はこの後▲4五歩とあくまで飛車の小ビンを狙うことになるでしょう。後手の立場としては既に銀損ですから、△2四歩みたいな局面が収まりかねない手は指しにくいでしょう。先手が指しやすそうです。

ここまでの検討から、初志貫徹の飛車交換を狙っての△1三桂はやはり無理筋だったと言えそうです。

では、課題図に戻って、出る杭は打てとばかりに△3五歩はどうか。これは素直に▲同銀と取り、△3四歩ならば素直に▲2四歩と突きだしてしまえば(F図)優勢です。△3五歩で一時的に銀損しますが、▲2三歩成からすぐに取り戻せます。

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というわけで、向かい飛車への振り直しから飛車交換を打診してくる形には、▲2五歩で交換を拒否してから▲3六銀と上がっていく手が、今のところは有力に見えます。

[検証]シリーズ:角交換四間飛車対策検証3 飛車交換打診型2

角交換四間飛車対策検証シリーズの最初の記事で、以下の局面について少し検証しました。

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前回、私は▲3六歩から▲3七桂と備えておけばいいのではと書きましたが実際のところどうなのでしょうか。本腰入れて検討してみましたが、どうも居飛車が良くなる筋が見えません。

▲3六歩△1三桂▲3七桂△2五桂と後手が当初の方針通りに一気に突っ込んでくるとどうか(A図)。

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一般的には飛車が向かい合った場合、間に駒を置いている方が身動きが取れず指しにくいと言われていますが、この局面は少し事情が違いそうです。

振り飛車側は最初から飛車交換上等なので、飛車に銀で紐がついているのが大きい。対して居飛車側は飛車ばかりか3七の桂馬まで浮き駒になっています。放置すると△3七桂成が激痛です。そこから▲2二飛成△同銀となった局面は飛車交換で振り飛車側の注文が通った上に桂得で、さらに成桂までできており、既に大きく振り飛車側に形勢が傾いていると言えそうです。

ではA図で▲2五桂と応じるのはどうか(B図)。

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B図から、振り飛車側が放置していると▲3三桂成△2八飛成となるでしょうか。これは銀桂と飛車の二枚替えで、居飛車の駒得ではありますが、玉形の差もあって形勢は微妙でしょう。

まあ、普通はB図から振り飛車は銀を逃げるでしょう。△2四銀、△4二銀、△4四銀が考えられますが、△2四銀ならどうでしょうか。▲6六角△4四角▲4五歩△6六角▲同歩△4二金▲5五角と進んでC図。

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これは完全に振り飛車側が動きを封じられた格好です。こうなれば居飛車させそうですが、実際は△4二金の時に後手から△5五角(D図)と先着されると少しややこしそう。

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飛車をどう逃げても角成の隙を与えますので、▲4六角と合わせます。以下、△4六同角▲同銀となってE図。

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次の▲5五角の狙いをどう受けるかですが、△5四歩でどうでしょうか。一見▲3一角と打ち込まれそうですが、△2一飛▲8六角成△2五銀(F図)となってみると、歩切れの居飛車は飛車先が騒がしいことになってきます。せっかくの馬も意外と働いてません。

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▲3七銀と引いて守ってどうかというところですが、居飛車が押さえ込まれる展開であり、△3五歩から銀頭の攻めも見えて面白く無さそうです。やはり歩切れも痛い。

と言うわけで、課題図から▲3六歩→▲3七桂型を作るのは意外と居飛車が面倒くさそうです。よって課題図では別の手を考える必要があるわけですが、ぱっと思いつくのは▲3六銀です(G図)。

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ここから先の検討については、稿をを改めます。

[自戦譜]シリーズ:角交換四間飛車対策検証2 逆棒銀諦め型

参考にさせてもらっているこちらのサイトでは、4六歩-4七銀型となった時点で逆棒銀は成立しないとなっていますが、今回は実際に振り飛車側が逆棒銀を諦めてきたケースです。

初手からの指し手

▲7六歩    △8四歩    ▲6八飛    △3四歩    ▲4八玉    △6二銀
▲3八玉    △4二玉    ▲2二角成  △同 銀    ▲8八銀    △3三銀
▲7七銀    △6四歩    ▲2八玉    △6三銀    ▲3八銀    △8五歩
▲5八金左  △3二玉    ▲1六歩    △1四歩    ▲8八飛    △4二金
▲6六銀    
(第1図)

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図は居飛車側から見た視点になるよう先後逆にしています。

参考サイトでも、逆棒銀が成立しないので振り飛車側は銀上がりから駒組みを進めるのが正着としてますが、今回の振り飛車側はまさにその通りに指してきました。ここからはお互い駒組みを進めていくことになるはずなのですが、今回は振り飛車側が角打ちの隙を見せました。

第1図からの指し手

△7四歩    ▲7七銀    △7三桂    ▲6六銀    △9四歩    ▲5六歩    
△7九角    
(第2図)

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これで馬を作って優位に立った…はずだったのですが。

第2図からの指し手

▲7八飛    △3五角成  ▲5七金    △8六歩
(第3図)

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この△8六歩が早計だったかもしれません。ここは△7二金と自陣を整えるか、あるいは△6五歩で金銀を狙いにいくのが正着だったかもしれません。というのも、ここから自陣の不備を突かれて逆に捌かれてしまったのです。

第3図からの指し手

▲7五歩    △8七歩成  ▲7六飛    △8六と    ▲7九飛    △6五桂
▲4六金    △2四馬    ▲7四歩    
(第4図)

2015-02-22d

7筋の整備が遅れてしまったせいで、ここに至って7筋が受からなくなってしまいました。ここから先はほぼ一方的にフルボッコです。

居飛車のこの構えは3筋(7筋)が意外と薄いので、この筋が戦場になった場合は何らかの補強を意識しないといけないみたいですね。

以下、棋譜です。
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[自戦譜]シリーズ:角交換四間飛車対策検証

角交換四間飛車対策としては、私はこちらのサイトの対処法を主力として採用させてもらってます。

そこに記載してあるとおり、角交換四間飛車使いはだいたい向かい飛車に振り直して逆棒銀で向かってくるので、その対策さえがっちり押さえておけば、序盤で優位に立てることが多いですね。

今回からしばらく、上記サイトの逆棒銀対策を私が実際に使った対局を振り返り、角交換四間飛車対策の振り返り検証みたいなことをしてみようと思います。

まずは、先月年明け早々の対局から。私が先手です。

初手からの指し手

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △4二飛    ▲4八銀    △6二玉
▲5八金右  △7二玉    ▲6八玉    △8二玉    ▲7八玉    △7二銀
▲9六歩    △9四歩    ▲2五歩    △8八角成  ▲同 銀    △2二銀
▲7七銀    △3三銀    ▲4六歩    △5二金左  ▲1六歩    △1四歩
▲6八金上  △2二飛    ▲4七銀    
(第1図)

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このように、2筋を突き越して4六歩-4七銀に構えるのがこの逆棒銀対策の骨子になります。ここで後手が△2四歩から仕掛けてきたら、▲同歩△同銀▲3六銀で逆棒銀を止めるのが基本的な流れですが、本譜は△2四歩▲同歩に△同飛といきなり飛車交換を挑んできました。

第1図から

△2四歩 ▲同 歩 △同 飛
(第2図)

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もちろん、玉形の都合上ここで飛車交換はできないので、▲2五歩で交換を拒否。

第2図から

▲2五歩    △2二飛    
(第3図)

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この後私は玉形の整備に行ったのですが、今思えばここは▲3六歩から▲3七桂を急ぐべきだったかもしれません。というのも、本譜はこのあと後手が△1三桂と跳ね、しつこく飛車交換を狙ってきたのです。▲3六歩を突いていなかったので、▲1七桂と苦しい形で受けるしかなく、結果端からアヤを付けられ、駒損の紛れ筋に持ち込まれて面白くない展開でした。結局飛車交換になっちゃいましたしね。

▲3七桂と跳ねることができていれば、この飛車交換の狙いを受けると同時に、場合によっては2二の飛車を狙った自陣角からの▲4五桂などもあってその後の作戦も楽になったのですが。

第3図から

▲6六歩    △6四歩    ▲6七金右  △6三金    ▲8八玉    △1三桂    
▲1七桂    △1五歩    ▲同 歩    △1六歩    ▲1四歩    △1七歩成  
▲同 香    △2五桂    ▲2三歩    △1七桂成  ▲2二歩成  △2八成桂  
(第4図)

2015-02-19d

見ての通り、すでに桂香損なうえ、玉形も整備途中で仕掛けられたため中途半端で、これはもう後手にうまくやられてしまった格好でしょう。序中盤は完全な作戦負けです。

この後は、相手の緩手などもあって、最終的には逆転勝利しました。

以下、棋譜です。

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