不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

月別アーカイブ: 11月 2016

意外とハマる「9マス将棋」

先々週の将棋フォーカスに青野照一九段が出演して、9マス将棋の紹介をしていました。それを見ていた長女が「やってみたい」というので、買ってみました。

9マス将棋 ([バラエティ])
青野照市
4344978757

で、やってみましたが、これは対局で勝ち負けを争うゲームというよりは、色々な初期配置を考えて、それが「先手必勝」なのか「後手必勝」なのか「千日手」なのかを二人であれこれ考えながら追求する、一種の知能パズルのような趣です。そういう点では、「どうぶつしょうぎ」や「5五将棋」などといった他のミニ将棋類とは違い、どちらかというと詰将棋に感覚は近い。

で、これが意外とハマるんですよ。たまたま家に来ていた私の親父と二人で、いくつかの初期配置から、あーでもない、こーでもないと色々検討してました。もともと長女に買い与えたものですが、私や次女を相手に色々と頭をひねって本人なりに楽しんでいるようです。

付属のマニュアルには、それこそ詰将棋で言う1手詰レベルの入門編から、プロでも唸るという上級編まで、40通りの初期配置が示されていて、入門者から有段者まで幅広く楽しめると思います(ゲーム自体は普通の将棋盤と駒があればできちゃうので、ある意味この商品の価値は、この初期配置図集のみにある、と言えなくもない)。

ただ、これが娘たちの棋力向上になるかというと微妙ですかねぇ。青野九段自身も言ってましたが、これが向上の役に立つのは、主にルールを覚えたので次の段階へ進みたいというレベルの人であるように思えます。なので長女にはもちろん、次女に対してもちょっと投入が遅かったかも…って感じです。

そういえば、盤面が極端に狭いため、チェスで言うところのステイルメイト(指せる手が全て反則手になる状態)も発生しやすいのですが、将棋ってステイルメイト状態での公式ルールってありましたっけ?我が家ではステイルメイト状態に陥った方の負けと勝手に決めてますけども、チェスではステイルメイトは一般的には引き分けとされるらしいですね。

P.S.
…調べてみると、現行の将棋ではステイルメイト状態に関する明確なルールは無いそうですが、持ち駒が再利用できない中将棋などの古将棋類では、ステイルメイト状態に陥った方が負けとされているようです。

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次女を教室デビューさせた

とりあえず、一局を指しきれるレベルにはなったようなので、昨日、ついに次女を将棋教室デビューさせてみました。

長女が小1の10月に教室デビューしているので、幼稚園年長の次女は長女よりほぼ一年早いデビューになりますね。

今までも年長児は何人か来ていましたが、たいていは長続きしなかったように思います。道場のこども教室は12:00~15:00の3時間なのですが、まず3時間はもちません。だいたいは途中で飽きて帰ってしまう。3時間拘束ではなく3時間内での自由参加なので、それ自体は問題ではないのですが、熱心な子は小学校低学年でも3時間ずっとやってます。もちろん長女も。やはり興味が長続きしないんでしょうね。そして、だいたいは一度っきりの参加で、二度目以降が無い。

なので、次女もまあ3時間はもたないだろうと覚悟してました。私自身の席料も出してはいたのですが、1時間、2時間程度で引き揚げになることも想定はしてました。

ところが、予想に反して次女は3時間を指し切りました。長女や私がいるせいか、さほど緊張している様子もなく、終始楽しそうでした。

本人申告ですが、成績も6勝7敗と予想以上に健闘。正直、1勝もできないだろうなと思ってましたが、昨日はたまたま入門者が多く来ていたのかもしれません。

しばらくは連れて行くとしても月一ペースくらいだろうなと思ってましたが、3時間指しきる集中力はあるようですし、本人も行きたいと言ってるので、今後は長女ともども週一ペースで連れて行くことにしてみます。

勉強方法をチェンジしてみて

勉強方法を根本的に変えてみる、と宣言してから1か月ほど経ちました。

新しい勉強法の具体的な方法論についてはまだ明かせませんが、以前は棋書を一冊一冊順番に読んでいく勉強が主体でしたが、今は詰将棋を1冊&アプリ2つ、手筋本5冊、定跡本1冊を並行して進めてます。そのあたりを並行しても混乱しない管理方法と、記憶に定着させるための効率的な復習サイクルが今の勉強方法の肝になってます。

成果は…正直まだわかりません。良くても悪くても結果を評価するにはもう少し時間が必要だろうと思ってます。

ただ、具体的な成果はともかく、今のやり方に手ごたえを感じているのも確かです。

今は勉強時間を優先させるためにも、ネット将棋での対局は一日一局と制限して、その代わり、勝ち負けに関わらず感想戦だけはみっちりやっておくという方針にシフトしているのですが、以前よりもポイントとなる局面や、本譜に代わる代替手が見えやすくなってきたような気がしてます。

以前は、ソフトに頼らないと一人感想戦が成立しませんでした。ポイントとなる局面は自力ではおぼろげにしかわからないし、それがわかっても、では代替手は何かというとやはりソフトの解析に頼らないと見えにくかった。

しかし、最近はソフトに頼らなくてもかなり密度の濃い一人感想戦ができるようになりました。ポイントはどこか、では代替手は何か、その後の変化は、といったあたりの検討が、以前よりも随分と楽になっている気がする。これは「手が見える」局面が増えてきているからではないかなと考えてます。対局中には浮かばなくても、あとから検討するときには浮かんでくるくらいのレベルには、向上しているのかなと。

それ以外にも感じている手ごたえはありますが、感覚的なもので言葉にはしづらいですし、まだレーティング上昇など具体的な成果に繋がっているわけではないので、今はこのくらいで。

勉強方法自体も、取り組みながら少しずつブラッシュアップしていますし、成果が出せたなら「画期的な将棋勉強法!」として公開できる日が来るかもしれません(笑)

居飛車穴熊という戦型

これまで、四間飛車や三間飛車を相手にする場合は急戦ナナメ棒銀一辺倒で、これでもまあそこそこ戦えていたのですが、ちょっとは持久戦戦略も身に着けたほうがいいかなぁ、と思って居飛車穴熊の勉強をしている最中です。

で、勉強手段は主にプロの四間飛車対居飛車穴熊の棋譜を並べることなのですが…

三局くらいを選んで何度も並べてますが、居飛車穴熊の将棋って私が事前に想像していたものと全然違うような気がします。

私の想像では、相手が藤井システムにでも来ない限り、がっちり穴熊に囲っちゃって、あとは後顧の憂いなく全力で攻め潰す、みたいな将棋を想像していたのですが、プロの棋譜を並べてみる限りでは、どうもそうではない。

居飛車側は藤井システムを警戒して、穴熊とはいっても上部をやや手厚くしたこんな形に組むことが多いようです。

2016-11-10a.png

 

なんか見るからに固そうに見えないです(7八の金とか思いっきり浮いてるし…)。矢倉の亜種である「流れ矢倉」を想起させるような左右にだだっ広い囲い。で、実際に棋譜並べてみるとやはり固い印象はなく、藤井システムそのものでなくても、角銀桂香の連携で上から急襲され、たいていは振り飛車の美濃囲いよりも先に形が大きく崩される。

で、振り飛車の攻めを切らすか、固さではなく遠さにモノを言わせてギリギリでの勝ちを目指す、みたいな将棋になってることが多い気がする。いずれにせよ私の事前の想像とはかなり違う。

急戦の場合は居飛車側から仕掛けて、先に攻めきれるかどうかという展開になりますが、居飛車穴熊だとたいていは相手に先攻を許すので、受けの力が無いとなかなか厳しそうな気がしますね…。