不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

月別アーカイブ: 6月 2014

身も蓋もない「一歩千金」の真実とは

今日は与太話です。まあ、肩の力を抜いて呼んでいただければ(^^;

「一歩千金」 「歩のない将棋は負け将棋」

といった格言を挙げるまでもなく、歩の価値、大切さというものは将棋を学んでいくと嫌になるくらい頭にすり込まれますよね(笑)

でも、よく考えると歩の価値ってなんですかね。

大切、大切といいながら、入門本ではやはり歩の価値って一番低い点数が付けられているわけですよ。歩が1点、香が2点、とかね。

もっとひどい場合なら、駒交換の損得をはかる際に、歩の存在が完全に無視されたりもするわけです。

じゃあいったい「千金」に値するという歩の価値とはいったい何か?

それを確認するために、実際に歩を使う手筋って奴を見てみましょうかね。

「たたきの歩」「焦点の歩」「ダンスの歩」「継ぎ歩」「連打の歩」…

……

………アレ?

「たたきの歩」…相手の駒の頭に歩をうち捨てる

「焦点の歩」…相手の複数の駒の利き場所に歩をうち捨てる

「ダンスの歩」…金銀が並んでいる箇所に歩をうち捨てて形を乱す。

「継ぎ歩」…歩を立て続けにうち捨てて、手を作る

「連打の歩」…歩を立て続けにうち捨てて、相手の駒をつり上げる

なんか、全部歩を犠牲にすることが前提になっちゃいませんか?

い、いや、じゃあ「垂れ歩」や「底歩」は…

「垂れ歩」はと金を作る、あるいはと金作りを見せつつ相手を牽制する手筋なわけです。これは「と金」を意識させる狙いであって、歩を犠牲にするわけではない…よね?

じゃあ、なぜ「と金」を作るのでしょうか。一般にはと金は同じ動きをする金よりも高価値とされますが、それは、相手に取られても歩に戻るから……….ん?

「底歩」。金の直下の最下段に歩を打つ防御の手筋ですが、「岩より硬い」とされるその理由は………駒交換で守りを崩していこうにも交換で手に入るのは歩なので、全然割に合わないから…….アレ?

え、えーと、つまり歩の手筋って、そのほとんどが「犠牲にする」あるいは「捨て石にする」手筋ってことですか?

つまり「一歩千金」とまで言われる歩の価値の真実とは….

「価値の低い駒だから、気軽に捨てることができる」

ってことですよね? そうですよね?

一円玉なんかくれてやっても痛くない、ってそういうことですよね!? そうなんですよねっ!!

…あ、なんか涙が…(T^T)

矢倉を勉強しよう

最近、序盤力の不足を痛感しています。

例えば相矢倉の将棋とかになると、ある程度戦いが始まるまでの駒組みらしきものはできるのですが、その駒組みに至るまでの一手一手の意味などはあまり理解できていません。

なので、相手が隙を見せてもそれに気づけていなかったり、駒組みが終わった後もどこから戦端を開いていけばいいのかわからなかったり。

実は角道を止める旧型振り飛車に対してはある本のおかげで序盤には多少自信を持てています。その本についてはいずれご紹介するとして…

というわけで、少し対振り飛車以外の序盤勉強をしっかりやらんとだめかなと。

私は居飛車党なので、矢倉、角交換、横歩取り、相掛かりといったあたりを押さえておけばだいたい対応できるはず…と口で言うのは簡単なんですがね(汗)

まずは居飛車戦の花形、矢倉から手を着けてみることに決めました。その最初のテキストとして選んだのが、この本です。

木村の矢倉 3七銀戦法基礎編
木村 一基
4839945462

実際に買ったのはkindleの電子版ですがね。しばらくはこれを盤駒で何度も並べながら勉強です。

羽生vs森内戦の棋譜並べも、当面は矢倉戦を選んで並べていこうと思ってます。

詰将棋に取り組ませる策 その2

娘に詰将棋を習慣づける策ですが、今のところ娘には大変好評です。(^^)

いろいろ工夫があるので、せっかくですしでもう少し紹介させてください。

娘に解かせる詰将棋カードは、『1手詰めハンドブック』の各問題をコピーして問題別に切り離した、以下のようなものです。

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これはすでに採点済みのカードですが…縦筋と横筋が逆になっているのはご愛敬ということで(笑)

この詰将棋カードを、以下の写真のような3つのポケットを使って管理します。

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一番上が、その日の課題となるカードを納めるポケット。これは私が出勤するまでの間に準備して収めておきます。ここに収める問題は最大でも4枚にとどめます。

娘は私が帰宅するまでの間に一番上のポケットから好きなだけ問題を解いて、解き終わったら真ん中のポケットへ。

私は帰宅後に真ん中のポケットに収まっているカードを採点して、一番下のポケットへ。

とまぁ、こういう段取りです。こういうルールを決めておけば、私が仕事や用事で帰宅が遅くなったとしても、娘は自分で詰将棋に取り組むことができます。

わざわざこんなポケットを作ったのも、一日の出題が4問なのも、それなりに意図があります。キーワードは『達成感』です。

4問という数字は、今の娘がちょっと頑張れば10分~20分程度ですべて片づけられる量、かつ、少し物足りなさを残すくらい、という意図で設定しています。なので、今後娘の意欲や棋力を見ながら調節していくことになります。

そして、その日にこなす問題の数は娘の自主性に委ねていますが、ちょっと頑張ってすべての問題を片づければ、それが『上のポケットがカラになる』という視覚的な効果につながり、『全部やった!!』という達成感を感じさせる狙いがあります。

私は少しコミュニケーション心理学をかじったので、そのあたりで学んだ成果もちょっと取り込んでいます。

とりあえず、初日の娘の反応は上々で、寝る前に『お父さん、明日の詰将棋も忘れないでね!!』と念押しされました(笑)

詰将棋に取り組ませる策

何事も『継続は力なり』などと申しますが、うちの娘にも極力少しずつでもいいので毎日何らかの形で将棋にふれていてほしいと思うわけです。

とはいえ、平日はなかなか私が帰ってから相手をする、というわけにはいかない部分もありまして、さてどうしようかと首をひねっていたのですが、ここは詰将棋を利用してみることにしました。

利用するのは、当然?この本です。

1手詰ハンドブック
浦野 真彦
4839933324

この本は全部で300問の一手詰めが収録されていますが、最初の80問は基礎問題、あとの220問は応用問題という分類になっていますので、まずは80問の基礎問題を完璧に解けるようになるまで反復ですね。

ただ、娘は小1なのでさすがにこの本を自力で読みこなすことはできません。そこで、工夫。

問題をコピーして1問ずつのカードにし、一日4枚ずつ出題。娘は私が会社から帰宅するまでの間に、これらの問題に取り組む。ただし、取り組みが苦痛にならないよう、ノルマは最低1問として、全4問のうち何問を解くかは本人に任せる。

答え合わせは私が帰宅してから二人で行う。私が帰宅が遅くなった場合は採点して明日朝に返却。

翌日は、解いた問題の数だけ新しい問題を補充。常に手元には未回答の問題が4問ある状態にしておく。

とまあ、こんな感じで進めてみようかと思います。

この本が一通り解けるようになれば、こまお相手に単純な一手詰みを逃すことはなくなる…と信じたい。

やっぱり将棋は人と指すものですね

長いこと、仕事がアホみたいに多忙で、道場に出かける暇もなかなかとれなかったんですが、今日久々に道場へ出向きました。二ヶ月ぶりくらいかな。

今日は級位者対象のリーグ戦があったので参加してきました。結果は不戦勝を含めて3勝2敗で残念ながら入賞はならず(入賞=優勝or準優勝)。

しかし、中身の濃い将棋を指すことができたので個人的には満足です。

横歩取りからの△2五角戦法に対して▲3二飛成と切り捨てる定石で正しく対応できて完封に近い形で勝てたり、最後の一局は格上の小学生(私2級、彼1級)を相手に、寄せを切らした上で逆にギリギリで寄せ切るという神経のすり切れる攻防を制することができたり。負けの将棋も紙一重でとてもスリリングでした。

久しぶりに道場で指して実感したのは、やっぱり将棋は人と差し向かいで指してこそ、ということですね。

ネット対局は便利なんですけど、やっぱり相手の顔が見えない分、どうしても真剣味が少し薄くなってしまう面があるようです。人を相手にすると負けても「あー、まあやりきったから仕方ない」という納得感がある一方、ネット対局ではどうしてもカーッと頭に血が上ってみたり。

まあ、そんなのは私だけかもしれませんが、やっぱり実際の人と対面して指すと、真剣味も楽しさもも明らかに違います。

幸い今は仕事も落ち着いたし、もう少し道場通いを増やしてみようかしら。

これはヘコむ

それなりに詰将棋や棋譜並べのノルマをこなしつつ、将棋ウォーズで二級から一級に昇級し、少しくらいは強くなったかと思いきや…

久し振りに将棋倶楽部24にログインしてやってみたら、連敗に次ぐ連敗で、ブログ始めた時は330くらいあったレーティングが240くらいまで落ち込みました。

…正直、相当ヘコんでます(T_T)

勉強の仕方が良くないのか…あるいはこんな言葉本当は絶対使いたくないんだけど、才能ないんかねぇ、オイラ…

意欲を引き出す工夫

小1の娘はやはりまだまだ集中力が不足気味で、将棋の練習をしていても割と飽きるのが早めです。

親としてはもどかしくもあるのですが、かと言って無理強いをしても将棋への興味を失うだけでしょうから、そこは本人の意向を優先しています。

ただ、もう少し娘の興味を引く工夫はないものかと思案し…練習対局にゲーム感覚を持ち込んでみてはどうかと思いました。

…そこの人、将棋自体がゲームだろ、というツッコミはなしでお願いしますよ?

閑話休題。

今の娘の最大の課題は

  • 相手の手を見ないこと
  • 王手に気づかないこと

だと思ってます。まあ、どちらも相手の手を見ていないことに結局は集約されるのですが…

そこで、こまおとの対局に、以下の様な点数制を持ち込んでみることにしました。

  • 対局中の任意のタイミングで「いま相手が差した手は?」と私が質問し、正しく答えたら1点
  • 王手に自分で気づいて、対処できたら2点
  • こまおに勝利したら3点

そして、こまおと対局した日に、その日の点数を記録していくのです。

こんな感じで。

CameraZOOM-20140616230035864

初日(6/15)は、事務用品として売っているような円形のタックシールを使い1枚1点として貼り付けていきましたが、今日からはさらに工夫を加え、写真のとおりウサギのシールを使い、質問に答えられたら茶色、王手に対処できたら白、勝利できたらピンクと色を使い分け、見て楽しくなるようにしてみました。

今のところ、それなりに効果はあるようです。

ただ今日はこまお相手にグダグダな将棋を指してしまい、本人やや不貞腐れ気味でしたが(それでも1勝1敗)。

現状は6枚落ちの手合ですが、これに常勝できるようになっても、相手の手をきちんと見る癖が身につくまでは4枚落ちへの昇格はしないようにするつもりです。

さて、この工夫、功を奏するか否か。

Android詰将棋アプリのお勧めはコレ

現状、詰将棋は「初段を目指す段階なら5手詰めで十分」という浦野真彦八段の言を信じて、5手詰めに絞って取り組んでいます。

そのため同じ浦野八段の「5手詰ハンドブック」に今はとりかかっていますが、本日二周目を解き終わりました。一周目よりは確実に解けない問題は減ってはいますが、おそらく10問くらいはまだ解けない問題がありました。

次以降は、解けなかった問題をきちんと記録して振り返りの材料にした方がいいですね。

これ以外にもう一つ、Androidタブレットで詰将棋アプリにも取り組んでいます。私が使っているのはUNBALANCEのその名もズバリ「詰将棋」というアプリ。

1手詰め~11手詰めまであり、問題数もお手頃です。5手詰めなら83問あります。

Androidで詰将棋というとf21emonの「詰将棋パラダイス」系のアプリの方がメジャーでしょうが、UNBALANCEの「詰将棋」は以下の点で詰パラ系より優れていると思います。

  • 解答に使った時間、解けなかった問題が記録されるので、自分が苦手とする問題がわかりやすい
  • 不正解の手を指しても直ちに不正解と知らされない
  • 好きな問題から取り組むことができる
  • ランダム出題ができる。
  • 出題する手詰めを指定可能
  • グラフィックが綺麗

なので復習まで含めてガッツリ取り組みたいなら、このUNBALANCEの「詰将棋」を私はお勧めします。惜しむらくは、詰パラ系みたいに数はないので、どうしても問題の物量的に劣ってしまうことですが…

娘と棋譜並べも一興?

先日購入した以下の本を片手にボチボチ棋譜並べなどやってますが、今日も駒を並べていたら娘が「私も手伝う~」と。

羽生VS森内百番指し
羽生 善治 森内 俊之
4839937613

正直一人でじっくりやりたかったのですが、いい機会だし手伝ってもらうことにしてみました。

娘はある程度棋譜が理解できるので、私が先手番、娘に後手番を持ってもらい、私が読み上げながら並べてみましたが、案外これは娘にとってもいい練習になるかもしれません。

娘はまだ定石はおろか、戦法とか手筋とかもよくわかってないレベルなので、さすがに羽生vs森内の高度な戦いが理解できるわけではないでしょうが、プロの将棋はやはり序盤の基本を外さないので、カタチを学ぶ教材としてはうってつけでしょうし、「どうしてこうするの?」という疑問に丁寧に答えてあげられれば、後々ある程度のレベルになってきた時に、大きく効いてくるような気がします。

今日の棋譜並べは、娘の寝る時間となってしまい時間切れでしたが、また同じような機会があったら相手してもらおうかな。

求む!超初心者向け教室&低学年向け入門書

私の地域で確認できる将棋教室は、ある程度のレベルにある子供が対象であり、残念ながら本当の初心者を連れていけるようなところではありませんでした。「まだ駒の動かし方が分かる程度の小1ですよ」と言ったら「大丈夫ですよ」というから連れて行ってみたら、いきなり何のサポートもナシに詰将棋とか解かせようとするんですよ?

どなたか、本当の初心者でも大丈夫そうな将棋教室を札幌でご存知でしたら、どうかお教え下さい。マジでお願いします…

というわけで、せめてこまおに平手で勝てるようになるまでは、私が教えてあげないといけない、と思っているわけですが、やはり簡単ではないわけです。小1ですから集中力無いですし、何度教えても駒のタダ捨てや王手放置がなかなか直りません。

子供向けの本でも買い与えようにも、これらの本は小学校3~4年生程度を想定していると思われるものが多く、簡単な漢字にもルビが必要なうちの小1にはなかなかつらいものがあります。

それでも試しに、このあたりの本を買い与えてみましたが、今のところ娘にとってはただの読み物ですね。ただ漫然と見て読む行為を楽しんでいるだけで、読んだものを実戦に活かそうという考えには、まだなれない様子。

どんどん強くなる やさしいこども将棋入門
中原 誠
4262101169

マンガでおぼえる棒銀戦法
高橋 道雄 藤井 ひろし
4422751514

まあ、小1ですし、今はそれでいいと割りきってますけどね。僅かながらでも興味が継続しているだけでも今はよしとすべきでしょう。

そんな娘は今日、こまお6枚落ちを相手に1勝0敗でした。私が1点のみアドバイスしたとはいえ、6枚落ちになってかなり将棋らしくなってきた気がします。