不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

月別アーカイブ: 8月 2016

次女が順調

棋力停滞が長引いている私や長女と比べて、今比較的順調な進歩を見せつつあるのが次女です。

ぴよ将棋Lv1相手の8枚落ちで、大駒タダ捨てみたいなおかしなポカが出なければ大体勝てるようになってきました。ポカ自体の数も目に見えて減っています。

まずは大駒を進入、その後はと金を量産して大駒との協力で守りの金を剥がしていく。この形がかなりサマになってきています。と金を作るために歩を垂らす場所がまずかったり(2段目に垂らす)、と金を動かす際に、別のと金の動きを妨げる場所に動かすなどといった問題点が目立ったので、そこは繰り返し根気良く教えました。

最初はなぜそれがよくないのか理由をきちんと説明し、二回目以降同じようなミスをする場合は、何がまずいのが、どういう手がいいのかは自分で考えてもらう。自分で考えさせた結果が、教えていることに反する手や、明らかな悪手でない限りは、「緩手だな」と思うような手でも、彼女の判断を尊重するようにしています。今はとりあえず「守備駒を剥がす攻め」がテーマなので、それに沿った手が指せていればよし、ということですね。

そして、次女の集中力を考慮して、基本的には次女が希望しない限りは1日1局としていましたが、今は1日最低2局としています。なぜなら、1局目で学んだことを、すぐにフィードバックする機会を設けるため。

今は「守備駒を剥がす攻め」をテーマとしていますが、これがある程度身についてきたなと思ったら、今度は玉の寄せ方の基礎を教えていくつもりです。その後は、ぴよ将棋のレベルを次第に上げていき、Lv6くらいに勝てるようになったら、6枚落ちへ昇格、というのが青写真です。

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Do It Yourself

なんか最近毎週金曜更新になりつつあるなというのは置いときまして…

あいも変わらず棋力は停滞の日々ですが、いつか必ずまいた種が開花すると信じて、地味な努力は細々と続けております。

詰将棋は7手詰ハンドブックを1問60秒で解く、というトライをしてますが、成功率は今のところ半分強といったところでしょうか。せめて7割には持っていきたい…

手元の次の一手系棋書をきちんと頭に叩き込む系の訓練も続けていて、こちらは徐々に身についている範囲が広がっているのは実感できつつも、それがまだ棋力には反映されてない、そんな感じです。

で、自分の対局を後から振り返るために自戦譜ブログを立ち上げましたが、お気づきの方もいるかもしれませんが、あちらの方は最近更新が滞ってます。もともと、自分で過去の対局を振り返るために立ち上げたブログで、他人に読んでもらうことを意図したものではないのですが、過去の対局を振り返るという点で、より良さげな方法を思いついたので更新が滞っているというわけです。

その方法ですが、「自作次の一手問題集」を作るというものです。

題材は自戦譜が主ですが、棋譜並べしたプロの棋譜なども使います。自戦譜ならば一人感想戦で色々と検討した局面から、プロの棋譜ならば解説などでポイントとして説明されている箇所、個人的に感銘を受けた一手などを次の一手問題に仕立て、Evernoteに蓄積する。これを、暇を見て復習するというものです。いわば、「次の一手」のDIY(Do It Yourself)ですね。

単に棋譜を振り返るよりもポイントが分かりやすいですし、問題形式にすることで私的にはより取り組みやすくなっていると思います。Evernoteなのでスマホがあればどこでも確認できるのも利点です。

自戦譜ブログを立ち上げてはみたものの、PCでないとフラ盤が見れませんし、Webなのでやはりパッと見たいと思ってもアクセスが重く、なかなか振り返る気になれませんでした。

Evernote内に次の一手形式で蓄積する方法は、今のところ感触良さげですので、しばらく続けてみようと思います。

棋譜並べ用の本選びは慎重に

ずっと棋譜並べが苦手というか、やっても身になっている気がしませんでした。

私が棋譜並べ用に用意していた本といえば、以下の2冊です。

羽生VS森内百番指し
羽生 善治 森内 俊之
4839937613

平成27年版 将棋年鑑 2015
B012YWO7IC

しかし、今にして思えば、これらはどちらも私のようなレベル(アマ初段に手が届くかどうか程度)で棋譜並べに使うべき本ではなかったのでしょう。

これら二冊に共通している特徴は、「解説がほとんど無きに等しい」ということです。一局に10カ所程度の要点で、箇条書きレベルの解説らしきものが付いているに過ぎません。これでは我々のような級位者レベルでは棋譜が高度すぎて理解できないので、並べたところでさして印象に残らないのです。

「こういうものなのかなぁ…」と棋譜並べという勉強方法そのものに疑問を感じていたのですが、以下の本に出会って認識が変わりました。

米長邦雄名局集 (名局集シリーズ)
米長 邦雄
4839949824

この本は上の二冊に比べると解説がかなり充実しています。

まだ3局くらいしか並べてないですが、解説を付けているのが米長氏本人なので、この局面ではどういう意図・構想で指したのかといった大局観のレベルで詳しく解説されており、プロの高度な棋譜も非常に興味深く追うことができました。「へぇ~なるほどねぇ~」と感心させられることしきりです。

プロの将棋が理解できる高段者ならともかく、私程度のレベルではやはり解説が充実した棋譜集を選ぶべきだったということなのでしょう。で、できればやはり対局者本人の解説が付いたものが良い。どういう考えで指したかというのが、他ならぬ本人から語られるわけですから。大局観を学ぶ意味ではこれは重要でしょう。第三者が意図を推測して付ける解説とは全く質が違います。

初めて買ったのが「羽生vs森内百番指し」だったのはある意味不幸な選択だったと言えそうです。棋譜集ってこういうものなのか、っていう変な先入観を持たされましたから。

だいたい、こういった棋譜集って、書店での品揃えが薄かったりしますから、買うときにに比較して選ぶという余地はほとんど無かったんですよね、私の場合。その上、価格が高いですし(普通の棋書3冊分くらいの値段)、おいそれとネット書店で買ってみて…ってわけにもいかない。

ところが、最近電子書籍ストアAmazon kindleで、kindle unlimitedというサービスが始まって風向きが変わりました。これは、月額980円を支払えば、対象となる電子書籍(Amazonの公称で12万冊)が読み放題になるというものです。元々読書は好きなので、月額980円なら十分元が取れると思ったのですが、kindle unlimitedの対象には棋書もかなり揃っています。で、上述の「米長邦雄名局集」も、その対象に含まれていたというわけです。

今後の棋譜並べが、少し楽しくなりそうです。

8/25 追記

先日改めて確認したところ、「米長邦雄名局集」はkindle unlimitedの対象から外されていました…

あれは一時の「確変」だったのか

長女の将棋が変わり始めたかも…と書いたのがひと月くらい前。最近あれは気のせいだったのかもと思い始めてます。

一時、なかなかの冴えを見せ、将棋クエストでもR1000を超えたりしてたのですが、最近はまた900前後に落ついてしまってます。棋譜を見ても、一時のキレがあまり見られなくなりました。将棋教室のリーグ成績も元にもどってしまった感じです。

それでも本人は、自分で計画を立てて毎日のルーティンに組み込んだ将棋の勉強をきちんと続けています。先日買い与えた本は、長女の好みにうまくヒットしたらしく、これまでにない早いペースで読み進めています。解説をちゃんと読んでいるのか一抹の不安はありますが…。まあ、そこはコツコツとでも本人のペースでやってもらえばいいです。多少なりとも強さへの欲が出てきたようですし、今は黙って見守ろうかと。

最近、長女の将棋クエストの棋譜でちょっと面白いものがありました。長女・居飛車vs相手・三間飛車の将棋だったのですが、棒銀で攻めあぐねた長女が玉の整備に回ったのはいいのですが、囲いがカニ囲い(笑)。対して相手はがっちり高美濃に組み上げて応戦。

展開としては両者が飛車を捌きあって、お互いに龍を作る展開になったのですが…こうなると当然ながら囲いの差がモノを言ってきます。相手のガッチガチの高美濃に対して、長女は横からの攻めにはスッカスカのカニ囲い。当然ながら、これでは勝てない。

長女には囲いのカタチの知識はあるのですが、それぞれの囲いがどいう特性を持ち、どういう時に使うのか、ということには全く意識が向いてない。なので、囲いには横からの攻めに強い囲い、縦からの攻めに強い囲いがあり、相手と自分の飛車の位置を見ながら囲いを選ぶという考え方を教えてみました。

  • 玉は自分の飛車の反対側に囲うのが原則(戦いに巻き込まれるから)
  • 相居飛車の将棋は縦からの攻め合いになるので、縦に強い囲いを選ぶ(矢倉など)
  • 居飛車対振り飛車の将棋は、飛車の進入後に横から攻められることになるので、横に強い囲いを選ぶ(美濃囲いや舟囲いなど)
  • 持っている本を見返すべし。囲いについて、「横に強い囲い」「縦に強い囲い」などといった解説があるはず

長女の反応を見る限り、納得してくれたようではありますが…さて、どうやら。もっとも今の長女の将棋は居玉での棒銀速攻が主体なので、玉を囲う将棋になることは珍しいんですけどね。

今後は、こういった大局的な考え方の基礎みたいなものも、少しずつ教えていこうと思ってます。