不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

月別アーカイブ: 2月 2018

支部名人戦(団体戦)に参戦

2月25日、支部名人戦に団体戦で参加してきました。

結果、チームは2勝2敗、個人は1勝3敗。うーん、実にモヤモヤする結果です(笑)

2戦目以外はミスらしいミスもなかったので'(*1)、今回は単純に実力で及ばず、というところでしょうね。とくに最後は結構ギリギリの勝負だったんですが、勝負所を誤って際どく負かされてしまった。相手は苫小牧の小学生でしたが、感想戦に丁寧に付き合ってくれました。きっとこの子はすぐに私など置いていくでしょうね。

なお、私の中ではミスについて明確な定義があり、後から自分ですぐ気づけるような悪手をミスと呼んでいます。自力ではわからないような悪手は、ミスではなく実力不足という位置づけです。

それにしても会場の北海道将棋会館、もう出向くのは五度目くらいのはずですが未だに迷わずに着けません。地下鉄の最寄り駅からも結構離れている上、裏路地みたいなところにあるのでなかなか見つけにくい…次もきっと迷うのでしょう(笑)。

で、その「次」は、どうやら3月11日、新井田基信杯全道将棋大会ということになりそうです。級位者クラスもあり、娘達も出るというので、3人での参戦となりそうです(今日は私1人の参戦)。級位者クラスは優勝と準優勝に初段免状という大盤振る舞いらしいので(私も出たい(笑))、級位者クラスといえどきっと隠れ有段者レベルも来るでしょう。予選2回戦で1勝で本戦進出というレギュレーションですが、まあ予選通過できれば御の字ですね。

さすがに私は段位者のBクラスにしておきます…

P.S.
行きつけの将棋センターの一部の常連さんに、ここのブログがバレているようです(笑)
まあとくに所在地を隠してない上に、登場人物構成が将棋ブログとしてはかなり特異なので、知人が見たら一発でバレるだろうなとは思ってましたが。

将棋ウォーズ「終盤力」の正体

将棋ウォーズで終盤力の評価がほかの初段に比べて低いから終盤対策が急務だ…ということを先日書きましたけど、色々調べてみると、将棋ウォーズの終盤力の算定基準には他にも説があって、それによると、

「単に段級位と達成率で決まる。ソフトとの一致率などは見ていない」

ということらしいです。いまいちピンとこない人もいそうなので、わかりやすく訳すと、「まー、普通は初段よりも二段の方が終盤力は上でしょ」というだけで数字を決めているということです。将棋の内容は全く考慮されない。

しかもこの説を挙げる人は、そんなの常識だと言わんばかりに、かなり確定的に書いている。

これが事実だとしたら…まったく終盤力を評価する客観指標になり得てないということになります。段級だけで決まるなら、「終盤力」を「序盤力」や「中盤力」とかと置き換えたってそのまま成立することになる。そんなわけあるかっての。

ただ、なんとなくこの「段級と達成率で決まる」説が実は正しいんじゃないかという気がしてきています。なぜなら、ほかの指標(攻撃力、守備力、早指力、芸術力、戦術力)が、それこそ1局指す度に激しく上下するのに対して、終盤力だけは上にも下にもほとんどブレることがないからです。前回記事に書いたようなソフトとの一致率を見ているのだとしたら、もう少しブレてもよさそうなものですが、段級と達成率で決まるのだとしたら、安定してブレないのも当然です。

それが事実だとして…

前回の記事を書いたときの私の達成度は20%を割り込んでましたから、初段の平均より低い2.1という評価もさもありなん…ですが、80%前後をうろつくようになった現在も2.1のまま変わってません。これはなぜなのか。

…多分、3切れと10秒将棋のせいでしょうね。

10秒将棋はいまだ初段の20%を割ってますし、3切れに至ってはまだ1級です。多分、これらに足を引っ張られて、終盤力が初段の底辺をはい回っているような気がします。

いやはや、もう何を信じればよいのやら。

秘密兵器

ノートを取るようになって最近思っていたのは、「もっと気軽に盤面を貼りたい!」ってことでした。

自分の対局や、並べた棋譜の重要箇所を振り返るためには、盤面をノート上に作りたい。やはり記憶力の衰えは認めざるを得ない状態なので、きちんと重要個所の盤面を残して折に触れて見返すようにしないと、どうしても忘れてしまう。

が、これがなかなか面倒なのです。

最初は、PCで図面を作って印刷して切り抜いて貼り付けるということをしていたのですが、この文面見るだけでわかるとおり、かなりの手間なのです。まずPCを立ち上げるところからして面倒。いちいち感想戦のたびにPC立ち上げてなんかいられないわけです。

なので最近は盤面と局面をすべて手書きするということをしていたのですが、盤面の罫線を手で引くのも、それなりに手間ですし、何より私は重度の悪筆なので、手書きで書いた局面の見苦しいことといったらありません。これでは後から見返そうという意欲も沸かない。

何か良い方法はないものかと思案していたら、ふと閃きました。

盤面を手で引くのが面倒なら、あらかじめ空白の盤面図を多めに印刷しておいて、そこに局面を書いてノートに糊付けするようにすれば、罫線を引く手間はまず解決する。あとは忌まわしい己の悪筆だが…駒の字のスタンプを用意すればいいじゃないか! 白紙の盤面に駒字のスタンプをポンポン押していく形で盤面を作るようにすれば、手間もだいぶ軽くなるし、見栄えもよくなる。これだゼ!!

というわけで、将棋の駒字スタンプセットみたいなものが売ってないかと探してみたのですが…無い(汗)

かつては関西将棋会館の通販で売っていたという情報もあったのですが、今はもう無いらしく…

仕方ないのでオーダーメイドしました。ハンコヤドットコムというサイトで、ちょうどよいサイズのゴム印のオーダーメイドができるので、そちらを利用させていただきました。

競合サイトと比べて若干お高めで初期投資がそれなりにかかりましたが(汗)、品質は良いです。ゴムの質感が良くて押しやすい。

ポンポンとスタンプ感覚で局面を作る作業は単純に楽しくもあり(笑)、満足です。

1月の修練まとめ

昨年11月に棋譜並べを修練のメインに据えて以降、遅ればせながらノートを付けるようになりました。

日々、どんな修練をしたか、対局の結果は、そんな情報を書き留めています。で、1月分から月ごとの集計を出すようにしたので、まずは1月分の結果を、振り返りがてら公開します。

  • 必死問題:400問
  • 次の一手問題:729問
  • 棋譜並べ:4局のべ191回
  • 詰将棋:134手
  • 実戦:60勝90敗

詰将棋の単位が「問」ではなく「手」ですが、これは3手詰めなら3、11手詰めなら11を足していくという数え方をしています。そういう意味では1月は詰将棋に関してはやや控えめだったと言えます。

今後は終盤手筋にやや重きを置くので、詰将棋に関してはしばらくは0にならない程度の低空飛行になるでしょう。

実戦は将棋ウォーズ10切れ、将棋クエスト10切れ、および将棋センターなどオフラインでの対局を集計対象としています。

大きく負け越してますが、これは主戦場である将棋ウォーズの対戦相手設定を「かなり強め」にしていることによるもので、このくらいは想定内です。むしろそれまでの戦績から考えると、1月はかなり健闘したとすら言えます。

それまでは1回勝っては大型連敗してまた勝って、という繰り返しでして、連勝でもしようものなら奇跡でした。それが1月後半になってから突然調子が良くなり、2連勝、3連勝も続出。戦績もかなり5割に近づいていたと思います。

おかげで1月開始時点で15%程度だった達成率は、現在70%台です。

ま、すぐに元に戻るでしょうけど…

2月も棋譜並べ中心という方針は変えませんが、次の一手系は終盤手筋に重点を置いた計画にしようと思ってます。とにかく、今の自分は終盤力の強化が急務みたいなので…

2/4 札幌名人戦参戦

掲題の通り、去る2/4、札幌名人戦に参戦してきました。

私は団体戦での出場でした。

スイス式トーナメント4回戦で、個人としても団体としても2勝2敗。とくに最後は安易な指し方を選択してボロ負けという悔いの残りまくる内容で、『終わりよければ全てよし』の真逆とも言える非常にモヤモヤする結果と相成りました。

ゴギゲン中飛車から藤井システムチックな指し方が成立するなんて思わなかった…orz

個人としては2連勝後の2連敗というのも気に入らない…

級位者個人戦出場の娘たちは長女が1勝3敗、次女が0勝4敗。まあ娘たちは級位者の中でも最底辺ですからね。こんなものでしょう。

ちなみに長女の1勝は、先日の北海道将棋グランプリ大会で次女が勝ち星をいただいた大人の方でした。

結果から察するに入門者レベルの方みたいですが、それでも大会に出場してみようというバイタリティが素晴らしいなと思いました。将棋大会なんて、入門者の、とくに大人にはなかなか敷居が高く感じられるものだと思うのですが。私なんて道場初段時代に初めて外部大会に出るのにどれほど勇気を振り絞ったか(笑)

こういう方でも楽しめるようなレギュレーションが用意されればいいのでしょうが、それはそれで人が集まらないとか、なかなか難しいんでしょうね。そういう意味では、娘たちのレベルでも外部大会に打って出るのは意味があるのかも。本人たちにとっても、周りにとっても。

直近の外部大会としては来週に小学生名人戦がありますが、それは見送り。初心者グレードが用意されてはいるのですが、単純に予定が空かないので。