不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

月別アーカイブ: 10月 2014

やっぱり詰将棋は役に立つらしい3

その1その2はこちら。

詰将棋訓練は主に通勤時間を利用してひたすら5手詰めに取り組んでいます。取り組みを始めてからそろそろ半年になろうかというところでしょうか。

将棋の勉強としては、詰将棋はなかなかその効果を実感しにくいものの一つでもあると思うのですが、やはり練習法として有効であるという証拠になりそうな出来事がありました。

詰将棋を日課として取り組むと決めた時から、まずは5手詰めに集中するという方針でやっていました。

取り組みを始める前の私の詰将棋力は、だいたいこんな感じです。

  • 3手詰め … まあ、普通に解ける
  • 5手詰め … 腰を据えて考えればなんとか…
  • 7手詰め … 運に恵まれないとちょっと無理ゲー

で、5手詰めに集中するようになって半年、だいたい初見の問題でも7割から8割くらいは2分程度で見えるようになりました。以前ほど腰を据えて「いざ!」と肩ひじ張らなくても解ける割合が明らかに増えています。

この間、5手詰め以外の問題はほとんど手出ししなかったのですが、先日ちょっと気まぐれでAndroidアプリの「詰将棋」に収録されている7手詰めの問題に取り組んでみたのです。すると…

あれ?意外と解けるんじゃね?

もちろん5手詰めよりは苦戦しますし、たまたま簡単な問題が続いていたのかもしれません。それでも8問ほどをほぼ全て5分以内に解けたというのは、取り組みを始める前の私では考えられないレベルだと思います。

何より、初手の勘所が以前より明らかに精度上がってます。根拠は説明できなくても、初手は多分これかこれだろう、という直感がかなり正確になってます。これは、詰みのパターンを覚えるという方針の元、同じ5手詰め本を何度も解いてきた成果だと思います。嗅覚が鋭くなっているのが自分でも実感できます。

また、7手先を読む作業もかなり正確になり、以前のように駒が消えていたりとか勝手に移動していたり、とかいう読み間違いは実感できるレベルで減ってます。これが終盤以外にも通じるという詰将棋の効能、「読む力の向上」なのかもしれません。

先の書き方に合わせて今の詰将棋力を表すと、

  • 3手詰め … ほぼ楽勝
  • 5手詰め … まあ、普通に解ける
  • 7手詰め … なんとか解ける

みたいな感じだと思います。

今後は7手詰めも少しずつ取り込んでいってもいいかもしれません。

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ソフトと超初心者と詰将棋と

最近娘は、とくに私が指示したわけでもないのですが、3手詰めに手を出すようになってます。正直、1手詰めも完璧には程遠いので、私としてはまずは1手詰めに集中したほうが…というのが本音ですが、そこは本人のやる気を尊重しています。前々からやってきた詰将棋を解かせる策略はどうやら失敗で、今はサッパリ習慣から抜けてしまっており、気の向いた時にやるという程度ですが。

ただ、思ったよりも解けているな、というのが見ていての印象。まだ頭の中で読むのは難しいようで、盤駒に並べて動かしながらではありますが、それでも2~3割くらいは自力で解けてるんじゃないかな。

で、ここまで前ふり。本題はここから。

私がスマホやタブレット端末で詰将棋アプリを楽しんでいると、しばしば娘が「やらせてー」と迫ってきます。で、娘がタブレットを手に詰将棋を解いているのを見ていると、「うーん、この子の詰将棋訓練用として、アプリはあまり適切ではないな」と思ったのです。

私がやる場合は、まず問題図を眺めながら、盤面を動かさずに頭の中だけで解いて、解けたと確信してから盤面を動かすのですが、前述のとおり、娘はまだ3手詰めを頭で読み切るだけの力は無いので、タブレット上であれこれ操作しながら詰み筋を探すことになります。

こういった詰将棋アプリの場合、玉方の応手はコンピュータが担当します。そんなコンピュータが指す応手は、基本的に正解手順に沿った1種類のみです。これでは、詰将棋を解くうえで大切な、「玉方の応手を全て読んで、もれなく詰むことを確認する」という作業が要らないことになります。

また、最終的に詰みに至った場合も、「詰みました」とか「正解です」と表示されておしまいです。娘程度の棋力だと、間違いなく詰んでいるか(玉の逃げ場が無いか)を再確認する作業が不可欠ですが、コンピュータがそれを代行して「正解です」としてしまうので、その瞬間に自分で確認する作業を放棄してしまいます。

これでは解いてもあまり力にならない気がするのです。

まだ3手先も読めないような超初心者の場合、詰将棋でソフトを使うのは控えた方がいいんじゃないか、というのが私の考察です。まだ盤駒並べて動かしながら考える方が100倍マシだと思います。

なので、娘にも「本の問題が難しいと思ったら、盤に駒を並べて考えてごらん」と言ってます。

3回勝ったらしいです

再び娘を将棋教室へ連れて行きました。

前回は体験で、今回は正式に入会金を払って入会です。「今日は3回勝ったー」と喜んでました。まだ娘には近くに棋友がいないので、棋力の近い子と真剣勝負できる場は貴重ですね。

今日は私の方も比較的調子よく、3勝3敗。負け数には有段者の方との指導対局も2局含まれているので、数字以上に感触は良かったです。

反省点として、相矢倉の将棋で、棒銀で攻めた一局があったのですが、矢倉棒銀の攻め筋を忘れていて、危うく攻めを切らすところだった…。相手のミスもあってなんとか攻めつぶせましたが、後で復習しておかないと…

お互いすっかり楽しんで帰宅しましたが、帰宅すると若干体調がおかしく、熱を測ると微熱あり。

…明日は寝込んでいるかもしれません。

高速棋譜並べ

先月末から二週間ほど別件の用のため、将棋の勉強は最低限の詰将棋ノルマだけの低空飛行モードだったんですが、最近はまた勉強を再開しています。もっとも、今度は仕事の方が忙しくなってきており、平日はなかなか時間が取れない状況が続いていてこれがなかなかもどかしい。

そんな中、私が今現在勉強として取り組んでいるのは詰将棋と高速棋譜並べです。

詰将棋は相変わらず浦野先生の5手詰め本を1日8~16問くらいのペースで主に通勤時間を利用して解いています。もうどちらも3周はしているんですが、未だに全問スラスラとはいかなくてなかなかもどかしい。

5手詰ハンドブック
浦野 真彦
4861370353

5手詰ハンドブック〈2〉
浦野 真彦
4861370418

それとは別に、二ヶ月くらい前から高速棋譜並べという勉強法も始めています。

高速棋譜並べとは、

  • 好きな戦型を選んで
  • 勝利する方の立場から
  • 文字通り高速で並べまくる
  • たくさんの棋譜をひたすら並べまくる

というものです。高速で並べるわけですから、1手1手の意味を吟味する余裕はありません。ただひたすら棋譜の通りに黙々と並べていく、それだけです。プロの筋のいい手を、理屈では無くイメージとして刻みつけていく、というアプローチですね。

こんなんで身につくのか、という疑問はあるでしょうが、私は割とこの方法の有効性を信じています。ただし、結果が出始めるまでにはかなりの時間がかかりそうですが…一説には数ヶ月から一年とも言われているようですから、これはもう「継続は力なり」を信じて突き進んでみようかと。

なぜ普通の棋譜並べなどではなく、高速棋譜並べなのかというと、とりあえず棋譜並べ用に以下の本を買ってはみたのですが、

羽生VS森内百番指し
羽生 善治 森内 俊之
4839937613

まだ私程度の棋力だと、解説を読みながらじっくり並べてもなかなか理解が追いつかない、という現実が見えてきたからです。それならば、まずはひたすら筋のいい手をイメージレベルで刻みつける高速棋譜並べの方が、今はいいんじゃないか、と判断しました。じっくり吟味しながらの棋譜並べは、有段者になってからでいいだろう、と。

で、高速棋譜並べでは、成果が出るまで1000局くらいが一つの目安とされています。逆に言うと、1000局の棋譜を用意しなければならないわけです。そんな数の棋譜がどこにあるか。そのために、このサイトを便利に使わせてもらっています。

高速棋譜並べは解説も読まず、意味も考えずにひたすら無心に並べていくわけで、1局3分で並べろと言われていますが、今の私では1局5分くらいはどうしてもかかってしまいますね。

当面は詰将棋と高速棋譜並べ、この2本立てで行こうと思っています。続けやすそうですしね。

娘の現状

スランプで停滞気味の私とは異なり、娘の方は割と順調に進歩しているようです。

最近は10枚落ちのガチで負かされることも珍しくなくなりました。うっかり以外では駒のタダ渡しもほぼほぼ無くなったので、駒の連携という概念はきちんと理解できているようです。たまに角を遊ばせたまま飛車だけで攻めようとするので、角と飛車をきちんと連携させることがきちんと意識できるようになれば、10枚落ちの卒業も遠い日のことではないでしょう。

こまおに平手で勝つ、ということを一つの目標にしていましたが、かなり無駄手が多くてやきもきさせられるものの、独力でもだいたい5割くらいは勝てるようになりました。

先週、将棋教室に連れて行って、それなりに好感触だったようなので、これからは月に2回程度のペースで連れて行こうと思ってます。

うかうかしてると意外と早く娘に追い抜かれる日が来るかもしれませんね。今のところやる気にムラがあるのでそうそう簡単にはいかないかもしれませんが。

たいしたものだ、娘よ

娘を子供向け将棋教室に連れて行ってみました。

子供教室に連れて行くのは実は初めてではないのですが、前に連れて行った時は、娘自体の棋力がまだ人と対局できるレベルに達していなかったのと、その教室自体のあり方に疑問があったため、半年くらいの間を置いて、違う教室を選んで連れてきてみました。

土日の正午から3時間の枠で対局を中心にやっている教室で、娘も10局くらいは指したようです。周りは普段から通い詰めている強者の子供たちばかりですから、まあ勝てはしないだろうなと思ってましたが、1局だけ勝利できたようで、本人も嬉しそうにしていました。将棋教室再デビューとしては上々でしょう。本人もまた行きたいと行ってましたので、まずは月2回くらいのペースで連れて行ってみようかなと思います。

それはそうと感心したことが一つ。

その教室は将棋道場の一環としてやっている教室で、私は道場の席料を払って大人たちと対局していたので、娘の対局はほとんど見ていなかったのですが、対局の合間にちょっとだけ観る機会がありました。

私が観た時点で娘の敗勢、というかいわゆるほぼ「全駒」状態でした。そんな中で、娘が放った桂馬の王手一発。苦し紛れの手だったでしょう。しかし相手はそれに気づかず、別の手を指してしまったのです。

本来ならばもちろん、反則によって娘の逆転勝利です。娘にはそこで勝利宣言する権利がありました。しかし、娘は相手に王手放置を指摘し、指し直す機会を与えたのです。

直後に私の対局が入ったので、結局その対局の結果は見てません。状況から考えておそらく負けたのでしょうが、立派な態度に思わず感心しました。

元々娘は悔しがり屋で、前に連れて行った教室でもフルボッコに負かされてベソかいてました。なので今回は、「周りはおまえよりも長く将棋をやっている子供たちばかりで、たぶんおまえよりも強い子ばかり。だから負けても悔しがらなくていい。お友達と将棋を楽しんでおいで。その代わり『おねがいします』『負けました』『ありがとうございました』」だけは忘れないように。」と言い含めていました。その言いつけだけは、きちんと守ってくれたようです。

1勝できたことを誇らしげに語ってくれる娘に、私も少し誇らしい気分になりました。

もっとも、娘が1勝に喜んでいる傍ら、私の方はというとその日は1勝もできませんでした(笑)。信じられないようなポカを連発するひどい負け方は相変わらずで、未だスランプのまっただ中という感じです。