不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

カテゴリーアーカイブ: 勉強法試行錯誤

棋譜並べへの印象が180度変わる

高速棋譜並べをノルマに加ええてからここまで4局、のべ数にして200回近く並べました。

結果、これはかなり有力な勉強法ではないかと思い始めています。

オリジナルの高速棋譜並べは、1局1回でひたすらたくさんの棋譜を並べるという、棋譜の数に重きを置いた方法だったはずですが、私が採用しているのは1局の棋譜を30回以上並べるという回数重視の方法です。

これが実に感触がよい。

正直、今でもプロの棋譜がサッパリ理解できないのは変わりません。

最初の1回目は、文字通りただ並べるだけ。一手一手の意味もイマイチ解らないし、この時点では何の実感も感慨も湧きません。

ところが、これをくり返していると、だいたい6度目あたりから、

「あ、これはなんか良さそうな手だ」「あ、この手はなんかありそう」「へぇ、そう指すものですか(森下九段風)」

といった具合に、棋譜のポイントらしきものが勝手に頭の中に飛び込んでくるようになる(もちろんその間も手は止めない)。

こちらのブログ「棋譜から発せられるエネルギーを吸収しているかのような感じ」と書いてありましたが、実に的確な表現だなと。

とくに自分から能動的に何かをつかみ取ろうとしなくても、何度も並べているうちに「ほら、ここだ、ここだぞ!」と棋譜の方から訴えかけてくるような。それをさらに何度も繰り返しているうちに、自分の中に記憶として定着していく感触。正直、心地よいくらい。

私はそこそこ読書をしますが、巷の読書術では「じっくり1回読むよりも速く何回も読む方が効果的」と教えているものがあり、私も実用書や技術書の類いではそれを実践してます。高速棋譜並べは、それに感覚が近いのかもしれない。

というわけで、棋力が上がるかはともかく、何かが得られてる実感はこれまでのどの勉強法よりも強く得られているので、やっていて楽しいのは間違いない。しばらく続けてみようと思います。

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棋譜並べへの回帰

最近、詰将棋や次の一手の問題集をひたすら繰り返して覚え込むというやり方に、少し限界を感じ始めています。

正直なところ、いろいろなことをやってもなかなか目に見えた成果がなく、少々クサりかけてもいますが、諦めたらそこでオシマイ。たとえ見苦しくとも、じたばた足掻いて必ず這い上がる。40台だからねぇ、なんて人にも言わせたくないし自分も言いたくない。

なので、またちょっとやり方をマイナーチェンジしました。と言っても、棋譜並べをノルマに加えたというだけなのですが。

古くからのこのブログの読者なら(いるんですかね、そんな方…)、私が将棋倶楽部24初級~中級レベルでの棋譜並べという勉強法に懐疑的であることはご存じだと思います。

ただ、理解できないからと棋譜並べを回避し続けて来て、今の伸び悩んでいる自分がある。だったら、疑問はあれどもやってみるしかなかろうと。

ただ、普通の棋譜並べは、やはりプロの指し手が理解できない今のレベルでは効率が悪すぎるという思いは拭えませんので、ここは高速棋譜並べでやってみようかと。こちらのブログの記事で、ひたすら1局30回並べて覚え込むまでやるというやり方を強く推奨しているのもあって、それに乗ってみようかなと思いました。

思えば、今年の頭くらいにも同じようなことはやっていたのです。その時は、振り飛車対策としての居飛車穴熊を身につけようとしていたため、居飛穴の棋譜を繰り返し並べるということをしていて、それなりの成果はありました。明らかに居飛穴の将棋で手が見えやすくなる実感があった。が、その後また急戦に戻ったこともあって中断していました。

しかし、その時の経験から、この覚え込むまでひたすら回数を並べるというやり方に一定の効果があるということは、すでに自分の中では立証されています。なので、これをもっと力を入れて広範囲に取り組んでいこうかと。

それと、棋譜並べは娘達にも課すことにしました。最低でも毎日一回、指定した棋譜を並べてもらう。これはどちらかというと棋譜から勉強するというよりは、符号に馴染むことが今のところ主眼です。実際並べさせてみると、指で筋を数えながら動かしたりしているので、まだまだ符号に馴染みきっていないのです。

こちらも、一局の棋譜を憶えるまで30回を目安に並べさせる。これで少しは棋力にも反映されることも狙います。

うちには元々盤駒が2セットありました。私の持ち物であるやや上等な盤駒と、娘達が入門者の頃に買った公文のスタディ将棋です。これに加え、最近実家から私が子供の頃に使っていた折れ盤と安物の駒を調達して3セットにしました。

これで3人同時に棋譜並べができます(笑)。

それぞれの進歩?

将棋センターより、次女が9月から11級に昇級決定との連絡メールを受け取りました。まだ次女には伝えてません。現場で驚いてもらおうかなと。

既に11級である長女と互角以上に戦えているので、いつまでも12級は可哀想だなと思っていたのでよかったです。11級になると長女も参加している教室のリーグ戦に参加できるはずなので、それでお互いさらに弾みがつけばいいのですが。

そうそう、先日六枚落ちで、その次女に完璧に負かされてしまいました。これは長女も未踏の快挙で、やはり実力的には次女の方が少し前に出ているかもしれない。

一方の長女ですが、最近ようやく詰将棋訓練で3手詰を卒業しました。想定よりも卒業が長引いて、若干解き方を変えさせたりして試行錯誤しながらでしたが、ようやくテストをクリア。5手詰へ進みました。

次女はまだ3手詰で足踏み中ですので(こちらは卒業までもう少しかかりそう)、少しはお姉ちゃんの面目を保ったというところでしょうか。

やはり、5手詰となると途端に難易度もあがるようです。1問最大2分の時間制限で、1日20問を解かせていますが、かなり苦戦している様子。でも最初はそれで良いのです。繰り返し解くことで間違いが減っていくことを実感しつつ、少しずつ要領というものを体得していけば良いと思います。

そして私。

本来、激指相手に練習将棋を1日1局指すつもりだったのですが、最近は仕事の帰りも遅くなることが多く、なかなかパソコン立ち上げて…というところまでやる気になれません。そのため、どうしてもお手軽なオンライン対局に走りがちです…。

まあ、感想戦だけは念入りにやるよう心がけてますが…。幸い、今ではAndroidでもShogiDroidとかぴよ将棋とか、棋譜解析機能のあるアプリがあるので、それらが大活躍してます。

まあ、明らかに激指より弱そうですけどね。ぴよ将棋は自称レベルでアマ四段~五段レベルだと言ってますし、ShogiDroidは、詰みの見切りが異様に遅いことに最近気づいてしまった(これはShogiDroidというより、背後で動いている将棋エンジンGPSfishの特性かもしれませんが)。まあそれでも今の私などよりははるかに強いでしょうから、今のところは問題視してませんが…

3冊に絞り込んだ手筋書は、「凌ぎの手筋200」「寄せの手筋200」をひとまず叩き込みました。また、「5手詰ハンドブックII」も。今は、それぞれ全問解くのに30分程度ですので、数日ごとに1冊通しで解くような感じで、頭へ刷り込む段階に移ってます。今は数日ごとですが、これを徐々に広げても忘れないようにして、2週間くらいまで伸ばせれば目的達成かなと。所要時間も20分くらいには縮めたい。

で、今の勉強法の感触ですが…それなりに感じること思うことはあるのですが、まだ言及しないでおきます。これまでも勉強法を変えるたびに、それなりの好感触はあったのですが、なかなかそれが目に見える形で成果にならなかった「前科」もあります。具体的に何らかの結果が出るまでは(成果が出ない、というのも結果)、評価は控えておこうかなと。

再び大ナタを入れます

スランプ対策として6月は将棋ウォーズをほぼお休みしてましたが、30日からまたボチボチ再開しました。

今のところは1日1局。意図的に対局数を抑えているのもありますが、やることが多すぎてこの程度しかできないという方が大きい。

二段相手に2連勝スタートでまずまずです。今日はやはり二段が相手で負けてしまいましたが、酷いミスやポカが出たわけではなく、純粋な力負けなのでよしとしておきます。

あと、勉強方法に再び大ナタを入れることにしました。昨年末くらいにも一度大ナタを入れましたが、半年以上が経過して、思ったような成果が出ていないので。

前回の大ナタの時はインプットを重視した設計にしましたが、今後はアウトプットとフィードバックを重視し、インプットをやや絞り気味にします。

実戦&(一人)感想戦重視へのシフトですね。と言っても、対局数を増やすというよりは、感想戦の質を上げる方向で。そのために、今は棋譜解析くらいにしか使ってない激指先生に、もう少し活躍の場を増やしてもらおうと思ってます。具体的には、課題局面からの模擬対局に導入予定。

インプットは、手筋に関しては以下の3冊に絞り込み、それ以外の本は思い切って切り捨てることにします(ただし詰将棋は別)。その代わりこの3冊については全問徹底的に暗記するレベルまでやる。

寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)
金子 タカシ
4861370272

凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)
金子 タカシ
4861370396

「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432 (将棋連盟文庫)
将棋世界
4839960070

やや最終盤重視に寄せつつ、それ以外の序・中・終盤の手筋については3冊目で最低限を抑えておき、アウトプット&フィードバックで磨き上げて行こうというチョイスですね。

定跡に関しては対策が必要な戦型を必要に応じてやるイメージ。それも、できれば実戦&感想戦の派生として組み込みたいところです。

目標の目安としては、ひとまず今年中の将棋ウォーズ二段昇段としておきましょう。

インプット アウトプット フィードバック

何かを身に着ける過程において、「インプット」「アウトプット」「フィードバック」というキーワードがあります。

勉強はインプット、そして勉強したことを実際に使ってみるのがアウトプット、アウトプットの結果を振り返ってインプットの再確認および矯正をするのがフィードバックです。

私は一時期、コミュニケーション心理学系のセミナーをいろいろ受けていたり、そっち方面の書籍を片っ端から読んでいたりしました。で、講師や著者の人が繰り返し強調するのがアウトプット&フィードバックの重要性。

インプット、つまり勉強しただけでは身に付いたとはいえない。まずは学んだことを使ってみる(アウトプット)。うまくいかなかったら、原因を明らかにしてフィードバックする。これの繰り返しで身についていくのだと。

実践できるかどうかは別にしても、このこと自体に異論を唱える人は、あまりいないと思います。

思ったような成果が上がっていない今の私の将棋勉強はどういう状況なのだろうと自省していた時に、そんなことをふと思い出しました。

どうも、インプットに極端に偏ってやしないか?

インプットとアウトプットを車の両輪として、これを両方転がすことでスキルが上がっていくのだとしたら、インプットだけに偏った勉強法ではいずれ飽和します。

インプットだけを繰り返してもスキルが伸びない時期が来る。きちんとアウトプットとフィードバックを挟んでスキル自体を上げていかないと、いつものレベルのインプットはもう理解しつくして何も得られない。かといって、そのままインプットのレベルを上げようとしてもスキルが足りてなくて理解できない。

今の自分って、もしかしたらそんな状態に近づいているのかもしれないと思いました。

 

将棋におけるアウトプットと言えば、当然実戦です。そしてフィードバックは感想戦であったり一人感想戦ということになります。

一応、ネット対局では一人感想戦を極力やるように心がけてはいましたが、振り返ってみると、それがきちんとフィードバックとして機能していたかどうか。だいたいその場限りで忘れてしまい、次に同じような場面が来ても活かせてないのではないか…そんな気がしました。

なので、このフィードバックの質をガッツリと上げることにしました。

それが、前回のエントリでも触れた、ノートに残すという作業です。対局の棋譜と、自分が考えるポイントの局面、およびソフトに指摘された悪手・疑問手の局面図を貼りつけ、それに自分の気づきや感想を添える。

そして、ある程度期間を空けて、そのノートを見ながら並べ直す。新たに気づいたことはその都度書き足す。その並べ直しは、期間を空けつつ最低5回はやる。これによってフィードバックしたことの定着を図る。

そしてできれば、時間のある時折に触れてノートを見返す。

…正直言って大変です。最初の、ノートに残すところはとくに。

自分でポイントと考える局面、およびソフトが示すポイント局面を拾い、印刷してノートに貼りつけ、気づきや感想を書き足す。今はだいたい1局に付きポイント局面が10面ほどなので、1時間くらいの作業になります。

さらに、プロの棋譜並べや定跡本の勉強にもこの方法を導入しています。

この方法に切り替えたことで、それまでの詰将棋や手筋問題などのインプットに充てる時間はガッツリ削られてますし、ネット対局自体も週に2,3局程度まで削らざるを得なくなってます。にも関わらず、将棋にかける時間全体はむしろ増えているはず。

学問に王道なし

将棋が学問なのかはおいといて、今までどこかスマートにやろうとして十分な成果が出てないのですから、ここから先は少し泥臭い方法に踏み込んでいくことにしてみます…

勉強の基本はノート

長らく更新さぼってました。

スランプでふて腐れてたわけではない…とはいいません(笑)。

ただ、単純に仕事が立て込んでて帰宅が遅くなってきたというのと、スランプ突入を機にまた少し勉強方法を変えたこともあって、そちらにとられる時間が増えてしまい、なかなかブログに時間をかけられなくなったという理由の方が大きいです。

上記の理由により、今月は対局自体もあまりできていません。6月に入ってからは週に2,3局程度でしょうか(オフラインの将棋センターでの対局は除く)。

スランプ復旧モードなので、将棋ウォーズはお休み中で、将棋倶楽部24で15分の秒読み60設定の対局を1日1局、という感じです。少なくとも6月中はこれで行くつもり。だいぶ、調子は戻ってきていると思います。

勉強方法については、去年暮れに大きく変更したものから骨子は変えていませんが、もう少し一つ一つを骨太にやろうということで、若干のマイナーチェンジをしました。簡単に言ってしまえば、ノートを取るようにしたということですね。

パターン記憶を増やすことが棋力向上への道という信念は変わっていませんが、やはりなかなか記憶を増やすのは難しい。去年暮れの勉強法の大ナタ振るいから、大きくパターンは増えたのは間違いないのですが、想定していたほどには増えていないのも事実。

いや、正確には増えていないというよりは、定着していないという方が正しい。特に実戦や棋譜並べ、定跡などですね。

なので、記憶定着を促す手段としてノートを取るという行為を挟むことにしたのです。やっぱ将棋に限らず、勉強の基本はノートですからね。これにより勉強にかかる時間がガバっと増えてしまいましたが、その分、感触は良いです。

ノートを取るにあたり、Evernoteを活用するか、紙のノートを使うかで迷いましたが、今回は紙を選びました。Evernoteは便利ですが、レイアウトに自由が効かないのと、やはり思い立った時にすぐにメモるという機動性で紙に劣ります。あとから復習がてら読み返すときも、紙の方がパラパラとやりやすい。どちらが続けられるかと言えば、今回は紙の方だと結論付けました。

ノートの取り方ひとつにも工夫を入れてますが、これはまだまだ試行錯誤中なので、またいずれ。

そうそう、将棋ウォーズの先月分の集計は、別途余裕が出来てからやります…

ひとり感想戦のコツ?

ネット将棋でのひとり感想戦のコツのようなものを掴んだので、備忘録代わりに残しておきます。

…といってもそれほど複雑なことではありません。ポイントは2つだけ。

  • 一日寝かせる
  • 盤駒を使う

これだけです。

やっぱ、とくに敗けてしまった直後は多かれ少なかれヒートアップしているので、振り返ったところでミスのポイントに気付けなかったりとか、早く次の対局に行きたくて早々にきりあげてしまったりとかしがち。

なので、対局直後の感想戦はごくごく簡単に流して、一日程度寝かせてから改めてやるのが良いっぽい。

寝かせておくことで頭もクールダウンされているので、対局直後よりもはるかに冷静に振り返ることができることに気づきました。また、一日寝かせることで無意識の情報整理が働いているためか、ポイントとなる局面も見えやすい。

一日程度ならば、並べているうちに対局の内容をすぐに思い出せますしね。

まあ、一日というのはあくまで目安で、要はヒートアップした頭をクールダウンするための時間を取ろうとってことですね。あまり寝かせすぎても指した将棋を忘れてしまうのでダメでしょうけど。

それと、盤駒。

私の中ではやはり「将棋は本来盤と駒で指すもの」という無意識のビリーフがあるようです。まだネット将棋どころかインターネットすら影も形も無かったような小学生時代に将棋を始めているので、どうしてもそういう意識になってしまうのでしょうね。

なので、同じことなようでも、タブレットやPCの画面でポチポチするよりは盤と駒に並べて動かす方が、ずっとスムーズに頭に入るようです。これは定跡勉強なんかでも同じ。

まあ最近は、「将棋はネットでしかやったことがない」という層もいるので、そういう人たちにとってはまた違うのかもしれません。

そういえば、最近自戦譜ブログ、またサボり気味だなぁ(汗

角換わりはじめました

先月の将棋ウォーズの戦績から、やはり角換わりが課題だなぁと改めて痛感したので、以下の本を入手して勉強を始めてます。

よくわかる角換わり
西尾 明
4839939853

角換わり本としてや基本の部類に入る本だと思いますが、自分の場合はこのレベルから始めないとダメだろうと。なにしろ今までまともに本の類で角換わり定跡を勉強したことは一度もないので。せいぜい昔に棒銀戦法の勉強の中で角換わり棒銀を勉強したくらいで。あとは棋譜並べでなんとかしのいでいた感じ。

で、ざらっと荒読みしてみましたが、やはり自分は角換わりが何もわかってなかったんだなぁということを改めて実感。

棒銀や早繰り銀の定跡すらうろ覚えでしたし、なぜプロの間では棒銀や早繰り銀がすたれて腰掛け銀ばかりになったのか、右玉への対策など、角換わりを指すうえで抑えておかなければならない基本事項がまったく抑えられてなかった。

そりゃ散々な成績にもなりますわ…

というわけで、詳細読みを開始しています。だいたい、6月末くらいまでに一通り理解しきるのが目標かな…

すこし重点領域を見直す

自分の課題は終盤力にあると認識していますが、ではもうちょっと具体的に、終盤のどのあたりにあるのかという話になると、ちょっとズレていたかもしれないと最近思い始めてます。

最終盤の詰むや詰まざるやのあたりなのか、あるいはそこから少し前の、どうやって囲いを崩して敵玉を追い詰めていくかといった終盤の入り口あたりなのか。

私は最近まで、自分の課題は後者だと思っていたのです。

なのて、手数計算とか中終盤にかけての形勢判断と方針立案、といったあたりにややウェイトを置いて勉強していたのですが…最近、どうも「それ以前の問題」だと気づきました。まだまだ、「詰むや詰まざるや」の領域の研鑽が全然足りていなかった、と感じています。

これまで、「羽生善治の終盤術」の1巻と2巻を主に勉強していました。

羽生善治の終盤術(1) 攻めをつなぐ本 (最強将棋21)
羽生 善治
4861370116

羽生善治の終盤術〈2〉基本だけでここまで出来る (最強将棋21)
羽生 善治
4861370124

これらは、詰むや詰まざるやの少し前の場面からの流れを学ぶ教材としてはうってつけだったのですが….

「これで詰めろになり先手の勝ち」「先手玉はまだ詰めろではない」と書かれていても、その事実が読み取れないのです。「これで詰めろ」という解答図を突きつけられても、それが詰めろだとわからないことが多い。実戦でも、あとでソフトに解析させてみると、どれだけ即詰みや必死を見逃していることか。

私が課題のひとつと認識していた「手数計算」。おわかりの通り、これは「詰めろ」がある程度正確に判別できないと、そもそも意味が無いのですよ。詰めろが判別できないと手数計算を誤る。誤った手数計算による方針は致命的な結果しか生みません。

終盤の入り口の訓練を続けていて、それを痛感しました。私にはまだ先に克服すべき課題があったようです。

詰み、寄りの感度をさらに上げる。

そのために、詰将棋はずっと続けていますが、必死問題や、以下のような本にもっと取り組むべきなのでしょう(どちらも持っていますが、終盤の入り口を重視していたこともあり、積ん読状態です)。

逃れ将棋
森 信雄
4408333069

凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)
金子 タカシ
4861370396

結局のところ、詰みの感度が上がれば手数計算も自然にできるようになるはずで、それがあって初めて終盤へ向けての方針がまともに立てられるようになるのでしょう。

私の「詰むや詰まざるや」の感覚はまだそこまで達してないということだと思います。

今取り組んでいる本が片付いたら、重点領域をシフトしていこうと思います。

こういう時に切れ負けルールはありがたい

最近胸糞悪くなるような話題しかなかった将棋界。ステチェンスカ女流3級が無事2級に昇級し、外国籍では初の正式な女流棋士となったという久々の明るいニュースに少しだけ癒された今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

さて、少し更新の間が空いてしまいましたが、今回は実戦対局をする時間帯を変えたというお話を。

少し前まで、将棋ウォーズなどネット将棋で対局する場合、時間帯はもっぱら寝る前の深夜帯でした。

というのも、割と帰りが遅いことも多い仕事柄なのに加えて、家に帰れば小学生と幼稚園の娘たちがいるので、腰を据えてじっくり対局に集中…なんてわけにはなかなかいかない。ネット将棋を指すのは、夜に子供たちが寝静まった後とかにどうしてもなってしまうのです。

しかし、最近仕事がさらに忙しくなるにつれ、それも少しずつ無理が出てきました。

そもそも、私の仕事は「考えるお仕事」です。どういう仕様でソフトウェアを作るか、その仕様を満たすためにはどういう構造でプログラムを組めばよいのか、バグが判明すれば、原因をどう調べるか、どう直すのか、などと常に頭を回転させながら手を動かすのが、我々のお仕事。なので、仕事が終わって家に帰ると、思考力がかなり摩耗していたりすることもしばしば。

そして何より、忙しくなると帰宅時間も遅くなり、自然と就寝時刻も遅くなる。結果、寝不足が慢性化し、単純に、眠い。
思考力が疲弊し、さらに眠気まで。ある意味将棋を指すには最悪のコンディションです(笑)

なので最近は、会社で昼休みに弁当かっ込んだ後に将棋ウォーズで一局指すというのが日課になりました(笑)

昼休みならばまだまだ思考力も元気ですし、緊急の電話などでも来ない限りは誰にも邪魔されません。

切れ負けルールは正直好きではないですが、こういう時は逆にありがたい。確実に一定時間内にケリがつくので、「昼休み終わるのに決着つかない~(汗)」なんてことがありませんからね。

昼休み中に一人感想戦までやってる余裕はさすがにないので、それは帰宅後です。感想戦程度なら、子供たちが起きている時間帯でもできますからね。

一方で休日は、朝起きて寝床から出る前に一局指す、という感じになってます(笑)。