不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

カテゴリーアーカイブ: その他

申し訳ありませんm(_ _)m

本ブログはWordpress.comにて運営してます。

コメントは承認なしで通す設定にしているのですが、Wordpress.comにはスパムフィルタが実装されていて、スパムと判断されたコメントは未承認で残るようになってます。

先日、何気なくそのスパムコメントを確認していたら、英文の怪しげなコメントの数々に紛れて、明らかにスパムではないコメントが誤判定されているのを見つけてしまいました。

あわてて承認しましたが、9月5日にコメントを下さったおさけさん、大変申し訳ありませんでした。

どうやらスパム判定されたコメントは直近1か月くらいしか保持してくれないようで、もしかしたら今までも、せっかくコメントしてくださったのに、スパム判定されたまま消えてしまったものがあったかもしれません。

コメントが無かったことにされて不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ありません。

週一くらいでスパムコメントをチェックしないとダメっすね。

これに懲りずにお付き合いいただけましたら幸いです。

広告

もうパソコン立ち上げる必要無し?

先日のエントリでこんなことを書いたのですが、

まあ、感想戦だけは念入りにやるよう心がけてますが…。幸い、今ではAndroidでもShogiDroidとかぴよ将棋とか、棋譜解析機能のあるアプリがあるので、それらが大活躍してます。

まあ、明らかに激指より弱そうですけどね。ぴよ将棋は自称レベルでアマ四段~五段レベルだと言ってますし、ShogiDroidは、詰みの見切りが異様に遅いことに最近気づいてしまった(これはShogiDroidというより、背後で動いている将棋エンジンGPSfishの特性かもしれませんが)。まあそれでも今の私などよりははるかに強いでしょうから、今のところは問題視してませんが…

実証もせずに決めつけるのは良くないし、理系男子の矜恃がゆるさんということで、実際に試してみることにしました。

ただし、ShogiDroidのエンジンはデフォルトのGPSfishから入れ替えました。技巧とやねうら王を入れてみたのですが、やねうら王は重すぎるので技巧で試すことに。

で、激指13の最高レベルである七段+と、先後入れ替えて二番勝負を戦わせてみました。局後検討で使う用途を考え、持ち時間なしの10秒将棋の設定で。

気になる結果は…

ShogiDroid with 技巧の二連勝でした。展開的にも激指全くいいところ無し。

うーむ、これは練習対局や棋譜解析でわざわざパソコン立ち上げて激指を使う理由がなくなりましたねぇ…

伊藤看寿「煙詰」を並べてみた

ある日長女が唐突に、「詰将棋って何手詰くらいまであるの?」と訊いてきたものですから、「長いものなら千数百手詰とかもあるぞ」と答えたら「嘘ぉ~」と信じられない様子。

(実際、「ミクロコスモス」という1525手詰の作品が世の中にはあります)

なので、長手数ものでは有名な伊藤看寿の『将棋図巧』第九十九番「煙詰」の初期配置図と詰め上がり図を一例として見せてやりました。

初期配置図では盤上に39枚もあった駒が、詰め上がり図ではたった3枚というギャップに何やら興味を示したようなので、実際に次女も含めて3人で並べてみることにしました。

攻め方を次女、玉方を長女に持たせ、私が読み上げた棋譜の通りに動かす。まあ、棋譜に慣れる練習も兼ねてますね。

実際、煙詰を並べてみたのは私も初めてなのですが、並べてみるとこれが意外と面白い。そこかしこに趣向が凝らしてあって、実戦にはまず出てこないような手筋なのですが、「こんなのよく思いつくなぁ」と感心されらることしきりでした。

詰将棋には大別すると2つあって、1つは指し将棋のための練習問題を意図したもの。もう1つは、形や手順の面白さといった、アート的なものを追求したものです。市販されている詰将棋本はほとんどが前者で、看寿の煙詰は後者の代表的作品と言えますね。

私は今まで後者の作品なんて作者の自己満足であり何の意味もないと、正直言って見下してました。が、その認識は改めたほうが良さそうですね。機会があったら、別の長手数ものを並べてみますか…

やっぱり時間を置くことが大切だ

きっとこの記事読んでいる方も「あるある」と頷いてくれる方が少なからずいると思いますが…

ネット将棋でポカやったりして酷い負け方をすると、つい頭に血が上ってロクに反省もせず「もう一局!!」ってやっちゃったりしますよね。で、こういう時ってたいてい冷静さを欠いているので、さらにひどいポカをやって、またボロ負け…以後は同じことの繰り返しでどんどんひどくなるばかり。これが就寝前の時間帯に発動してしまうと最悪ですし(笑)、酷い時は、そのまま長期のスランプに突入してしまったりもします。

最近は会社の昼休みで将棋ウォーズを1局が日課になってますが、先日、ひどいポカから一方的に負けてしまいました。

そりゃあもう頭に血が上りました。まだ時間があったのでもう一局!とやったのですが、2局目もやはりパッとしない将棋を指してしまい…。いつもは指した後に昼休みが終わるまで寝るんですが、悔しさで寝ることもできず。

ただ、当たり前ですが昼休みが終わると仕事ですから、どれほど悔しかろうが強制的に対局を打ち切らざるを得ない。

…これが良いのだということに気づきました。

その時はカッカしていても、いったん将棋から離れて時間を置くとどんどん冷静になるんですよ。仕事で頭が強制的に将棋から切り離されるのもよいのかもしれない。で、冷静になると後からちゃんと反省しようという気にもなる。

頭に血が上った状態で何局も指し続けるよりもずっといい。

オフラインの道場とかだと、手合い係が次の対局をつけてくれる間、数分とはいえ強制的なクールダウンの時間がありますし、ネットと違って対戦相手が視覚的にも変わりますから、気分もリフレッシュしやすい感がありますが、多分、ネット将棋は相手が見えにくい分、同じ相手に負け続けているような錯覚に陥り、さらに熱くなりやすい気がします。

くわばらくわばら…

これからはネット対局するときは強制的に打ち切らざるを得ない状態で対局するようにしよう。

それができないときは対局ではなく勉強を。

大橋流か伊藤流か

先週の将棋フォーカスの特集は、お便りでの質問コーナーでしたが、その中に駒の並べ順に関する質問がありました。

駒の並べ順と言えば、大橋流と伊藤流という二通りが知られていますが、この記事を読んでいるあなたはどちらでしょう。

私は昔から伊藤流の愛用者です。

  • 大橋流は何のひねりもない左右対称の並べ方で、面白味が全くない
  • プロ・アマ問わず、世の中の将棋指しの大部分が大橋流を使うので、他人と同じことをしたくない
  • 走り駒が相手陣を直射しないようにという気遣いが、礼に始まり礼に終わる将棋の精神と符合している気がする

といったあたりが理由です。特に二番目が大きいかな。

オフラインで対局する相手は、例外なく大橋流か、テキトー流なんですよね。私以外に伊藤流を使う人にお目にかかったことがありません。

ちなみに子どもたちはというと長女はやはり大橋流。次女は長女によると、家では伊藤流だけど教室では大橋流とのことらしい。家で伊藤流なのは間違いなく私の影響でしょうね。

ライバルたちは、今…

長い伸び悩みの末、今月ようやく道場で二段昇段を果たした私ですが、そういえば、一年ちょっと前にこんなことを書いてました

子供教室にはT二段、K初段、A1級という私が勝手にライバル視している3人の子供がいます。

この勝手にライバル認定していた三人の子供たち、今はどうなったか。

T二段(当時)は、あれから驚異的な成長を遂げ、もはや雲の上の人になりました。いまや角落ちでも勝たせてくれません。今は確か四段だったはず。もうライバルだなどとは烏滸がましくてとても言えない。勝って泣かせてしまったあの頃が懐かしい。泣く子は強くなるなんていいますが、彼がその典型かも。

K初段はあの記事を書いた直後くらいから、道場に来なくなりました。小耳にはさんだ話では、別の道場(私が以前通っていたところ)に移ったとかなんとか。大会とかでも見かけたことがないので、その後の消息は不明です。

A1級(当時)は、その後私より少し早く初段となってたと思います(私は当時3級で、2か月後に初段に飛びつき昇段)。その後は私と同じように伸び悩み、長らく初段停滞が続いていましたが、私と同じタイミングで二段に昇段したようです。今もほぼ互角の熱い勝負ができる好敵手です。子供教室の仲間たちに次々と先行されて忸怩たるものもあったでしょうけど、腐らず続けた努力が報われたのだと思います。彼の昇段は個人的にもちょっと嬉しかった。

T四段はもはやライバルと呼ぶには先へ行かれ過ぎましたが、A二段には先へ行かれないよう食らいつきたいですね。

子供教室出身者ではS初段やH初段といった、新しいライバルも出てきました。とくにH初段には最近分が悪いのでなんとかリベンジしたい…。S初段とは、最近なかなか時間が合わなくて指せてませんね….

大人の常連さんは、棋力はもちろん年齢的にも格上の人がほとんどなので、なかなかライバルという感じにはならないのですが、挙げるとすればN二段かなぁ…。

オフラインで指す将棋はこうした好敵手との戦いも楽しみですよね。

まあ、みんな私が一方的にライバル視しているだけですけどネw

谷川会長辞任

複数のメディアが将棋連盟の谷川会長辞任を報じてますね。

私は部下の不祥事の責任を上司や組織のトップがかぶるという風潮を好みませんが、今回の騒動については谷川会長は間違いなく当事者の一人ですから、辞任は当然です。むしろ遅すぎる。

なお、ファンの間では渡辺竜王を処罰すべし、という論調も多く見られますが、私はこれには賛同しません。詳しい理由は省きますが、ごく簡単に言えば、今回の騒動の責任は告発の渡辺竜王ではなく、告発に対して極めて不適切な対応に終始した連盟にすべてあると思っているからです。

よって、谷川会長辞任をもって、この件はいったん落着として良いと思います。あとは三浦九段への補償をどうするかです。

後任には佐藤康光九段の名前なんかが挙がってますが、外部から有識者を招聘するという選択肢が一切検討もされないようなら、もう将棋連盟という組織に先はありますまい。

新会長は大変ですよ。今回の件でファンの将棋連盟という組織への信頼はどん底へ落ちたと言っていい。それを回復するというのは並大抵の苦労ではないはず。現役のトップ棋士には荷が重いと思いますよ、正直。

実際私自身、一連の騒動でプロ棋士には「将棋が強いだけのバ○」が少なからずいるということに気づいてしまったので、もう以前ほどプロ棋士に素直な尊敬の念を持てなくなりました。

悲しいことです…

もはや呆れ果てて言葉もない

王将戦が始まりましたね。挑戦者の久保九段が、まずは先勝ですか。

が、主催者でもある毎日新聞の記事などで報道されている事実がまたとんでもなかった。

 日本将棋連盟は将棋ソフトの不正使用対策として、昨年10~12月の竜王戦では金属探知機で手荷物などを検査。その上で、対局者はスマートフォンなどの電子機器を立会人に預けたが、今回の王将戦では、対局者の意向もあって金属探知機の検査は見送られた。両対局者は7日夜までに電子機器を預けた。同連盟の谷川浩司会長は前夜祭のあいさつで「昨年はご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ない。年が変わって、王将戦で人間同士の真剣勝負をご覧いただきたい」と語った。【山村英樹】

郷田王将、そして挑戦者の久保九段、あなた方、ちょっとおかしいですよ。いやちょっとじゃない。もはや、バ○と呼ばれても仕方がないレベルです。

あれだけの騒動があって、改めて将棋界としてソフトを使った不正対策に取り組まなければという方向性になったはずなのに、そのそばから探知機を使わない意向を対局者が示すとか信じられません。そしてその意向を受け入れてしまう運営はそれ以上のバ○だとしか思えません。

こらからの将棋界は、棋士は間違いなく己の知力のみを頼りに真剣勝負をしているんだということを、ファンに明確に示していくことが不可欠なはず。これはファン対する義務と言っても過言ではないでしょう。探知機を使わない意向とか、そんなの対局者の一存で決められる段階はもうとうに終わっているのです。

ましてや久保九段は三浦九段を告発した当事者のひとりとも言える人物。他人に嫌疑をかけておきながらこの自覚に欠けた振る舞いは、棋士として以前に人としてどうかしてませんか?

こんなこと言いたくないけど、やはりプロ棋士という人たちは、将棋ばかり打ち込みすぎて、一般的な社会通念もロクに身についていない人たちばかりなのかと。あの騒動での連盟執行部の一連の稚拙な対応や、この記事とか見てると、そうとしか思えなくて悲しい。

なんか、あの一件以来、プロ棋士の先生方を素直に尊敬できなくなってきました…。

2016年を振り返る

本ブログで一年を振り返るのも、3回目になりますね。

ここ数ヶ月は仕事がキツくなってきたのと、とくに我々に目立った向上が無いということでなかなか更新頻度が確保できない状況でしたが、なんとかマイペースに続けて行けたらと思います。

さて、今年一年を振り返ると…

初めてオープン大会に出場したのが2月、道場で3級から初段に飛びつき昇級したのが3月。そんな最近の話でしたか。なんか感覚的にはもっと長かったような気がします。この間、ネット将棋でとくに大きな数字上の成果が出ていないことに若干の焦りを感じています。

10月から勉強法を根本的に変えるという大なたを振るいましたが、成果が出ているかどうかはまだ微妙。最近は将棋倶楽部24や81Dojoではなく将棋ウォーズや将棋クエストが多いのですが、レーティング値はじわじわ上がっているものの昇級圏で足踏みが続くという状況です。

来年こそどこかで一気にブレイクスルーしたい…

長女

今年前半に、突然センスの良い手をビシバシ指し始め、「これは…」と期待させたものの、後半になるとアレは何だったんだってくらいにすっかり元通りになりました。

それでもテーブルマーク子供大会であわや予選突破というところまで健闘したりと、成果だけ見ると去年より確実に上がってはいるのですが、教室では一年以上11級に停滞してますし、私の感覚的には去年からそれほど変わっているようには見えません。

あまりうるさく言って将棋を嫌いになられても困るので、最近は向こうから言ってこない限り基本放置しています。

将棋教室通いはそれなりに楽しんでいるようなので、今はそれでよしとします。

次女

当然と言えば当然ですが、我々三人の中で今年一番伸びたのは次女でしょう(笑)

私との手合いは10枚落ちから8枚落ちに進み、まだ8枚落ちを卒業できてはいませんが、一局指しきるだけの棋力と集中力はなんとか整ったので、先月には将棋教室デビューもさせました。

来年はいつ12級をもらえるか、そして11級になるところまで行けるか、といったあたりが目標になりますかね。

個人的に、今後大きく伸びてくる可能性は次女の方があるかもと思ってます。次女は長女と比較して将棋に対して割と素直です。本で読んだことはすぐに実戦で試そうとしますし、私のアドバイスを素直に聞くのもどちらかというと次女の方です。長女は良くも悪くも自分流に対するこだわりが強く、それが向上の邪魔をしているようにも見えます。

二人揃って教えるときは長女には「うかうかしてると抜かれるぞ?」と危機感を煽り、次女には「お姉ちゃんを抜いてしまえ」と焚きつけてます。冗談ではなく、長女がもう少し意識を変えないと、その日は割と早く訪れるかもしれません。


というわけで、しばらくは更新ペースが落ちるかもしれませんが、来年もマイペースで続けていこうと思いますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年を…

連盟は今こそ「自浄作用」を発揮すべし

このブログの趣旨上、あまりこの話題ばかり追い続けるのもふさわしくはないと思うのですが、一度触れてしまった以上は最後までおいかけようと思います。

第三者委員会の報告を受け、連盟側、三浦九段側がそれぞれ会見を行いました。三浦九段側の会見内容は、まあ「そりゃそう言うだろうな」という予想の範囲内だったのでとくにコメントするようなことは無いです。ポイントはやはり連盟側の会見。

そして以下は本家のサイト。会見の要旨自体はここが一番詳しいようです。

今回の騒動に関して、私は騒ぎを大きくした責任のほとんどは(告発した渡辺竜王などではなく)連盟の不適切な対応にあると思ってます。そういう意味で、連盟側が不手際を全面的に認めた点は評価できるでしょう。

ただ、以下の点についてはやはり納得しがたいものがあります。

  1. 処分自体の正当性について
  2. 三浦九段への損失補填について
  3. 連盟執行部への処分について

処分自体の正当性について

一方、10月11日以降の一連の動きにつきましては、この時点で週刊誌に三浦九段に関する記事が掲載されることが確定的である、という重い事実がありました。
渡辺―三浦戦で竜王戦の七番勝負を行い、第一局の一週間後に記事が出ることになりますと、大きな混乱を招くばかりでなく、竜王戦の中止という最悪の結果となる可能性もありました。

時間が無かったことを言い訳に、不手際を正当化しているようにも受け取れる言いぐさです。

  • 渡辺vs三浦の竜王戦を強行。しかし、調査の結果三浦九段がクロであると明らかになって、竜王戦が中止になる。連盟は三浦九段を除名処分とし、竜王戦は中止。
  • 三浦九段から挑戦権を剥奪し、代理の挑戦者を立ててタイトル戦を行うも、三浦九段がシロであることが明らかになる

それぞれ、三浦九段がクロだった場合とシロだった場合の最悪のシナリオですが、どちらが、まだファンやスポンサーの納得を得られるか。

私的には圧倒的に前者なんですが、どうなんでしょう。中止になった竜王戦は、それこそ丸山九段を繰り上がりの挑戦者として仕切り直すということもできたはずです。三浦九段は「不正を働いた」わけで、それを排除して丸山九段を代理に立てることに誰も異議を挟んだりはしないでしょうから。

実際の顛末は後者になってしまったのですが、それじゃあ渡辺vs三浦で竜王戦を仕切り直せば良いかといえば、それはそれでなんだかしっくりこないのではないでしょうか。丸山九段は連盟の要請で急な申し出を善意で受けたのに、それを後からひっくり返されることになってしまう。三者三様とも後味の悪いことになってしまいます。

今後も同様のことがあったら同じ事を繰り返すつもりなのでしょうか。出場停止処分ではなく出場停止措置が正しかったとか言ってますが、意味がわかりません。言葉遊びじゃないんですから。

NHKニュースによると、会見にテレビカメラが入ることを拒否したらしいですね。何故なんでしょうか…

三浦九段への損失補填について

連盟から発表された、具体的な補填の内容は以下でした。

  • 来期の順位戦A級の地位保全

…これだけです。いや、これももちろん大事ですけど、もっと大事なことがあるでしょうよ。

竜王戦への挑戦機会を奪われたことにどう落とし前をつけるんですか? 竜王戦は勝った側にはもちろんのこと、敗れた側にも1,600万円もの対局料がつくのです。今回の騒動のために、三浦九段は少なくとも1,600万円の損害を受けたと言ってもいいわけです。この竜王戦に対する補填について言及すらないというのは、さすがに許されることじゃないと思うんですが。

三浦九段への経済的な補償も検討するとし、「真摯に話し合いたい」と述べた。

日経の記事には上記のようにあるので、今後より具体的な補填の方法について論じられていくはずだと信じたいですね。

竜王戦のやり直しをするつもりはないそうなので、やはり金銭的補償を第一案として検討されているのでしょうか。

個人的には竜王戦はやりなおして欲しいと思いますが、まあ色々と大人の事情で現実的ではないのでしょう。

連盟執行部への処分について

第三者委員会が「処分は許容範囲」と認めていることを根拠に、執行部の辞職は無く、減給処分止まり。私には「処分は許容範囲」とはまったく思えないので、当然ながらこの処分にも納得はできません。

「自浄作用が疑われる」(第三者委員会)ことが物証無き処分を許容する理由なら、連盟執行部自体が、第三者委員会の見解にかかわらず、今回の不手際に対する「自浄作用」とやらを自ら発揮してはいかがなんでしょうか。

会長含む執行部総辞職でもおかしくない事案だと思いますよ? そして、できることなら会長ないし常務理事に半数くらいは外部の識者を入れるべきでしょう。やはり棋士が組織運営をするというのは無理が出てきてると思います。


今回の騒動で三浦九段は金銭的にはもちろんのこと、精神的にもかなりダメージを負ったのは想像に難くありません。1月から対局に復帰しても、出場停止前のようなパフォーマンスはもう出せなくなる可能性もある。

告発側に回った渡辺竜王や久保九段らとは今後も何らかの形で軋轢は残るであろうし、三浦九段を取り巻く状況は、なかなか簡単に旧来に復せるものではないでしょう。

実は三浦九段とは、去年のJT杯で札幌へ来られたときに、長女共々握手させていただいたことがあります。その時何気なく「頑張ってください、応援してます」と通り一遍の言葉をかけさせていただきましたが、今こそもう一度、同じ言葉をおかけしたい。

復帰後は様々な逆境があるかもしれませんが、ぜひとも周囲を黙らせるような活躍を期待したいですね。