不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

対抗型党宣言!:藤井猛「四間飛車上達法」

事前に予想できていたことではありますが、年明け早々仕事がハードモードに突入し、ほとんど将棋指せてません(お遊びのウォーズ3切れとかは除く)。昨日も仕事で、ようやく今日休日ですが、疲れが溜まりすぎていると休んでもさっぱり休まらないんですよね…倦怠感に苦しんでいます。折角休みなので24ででも指そうかと昨日は思ってたのですが、いざ休みになってみると、そんな気力出てこない。ちなみに明日も仕事です(涙)

ああ、そういえば昨日今日は小樽の将棋冬祭りでしたね…無理無理、絶対無理だわ(笑)。

というわけで、仕事始め以降、将棋関連は本を読むくらいしかできてません。

これまでは、今持っている棋書を全て身につけるまでは無闇に新しい本に手を出さないことにしてましたが、棋力向上を優先事項から引きずり下ろした今は、そんな制限も撤廃することにして、気になった本を片っ端から読む方針に変えました。積読上等ですわ。

で、年末年始を実家で過ごしている間に購入した本が、コレです。

意外に思われた方もいるかもしれません。私は居飛車党を公言してましたからね。

ただ、自分って本当に居飛車党なのか?と、ある日ふと疑問に思ったのですよ。だって、横歩取り嫌い、角換わり苦手、相掛かりは断固拒否、矢倉は好きだけど得意とは言えない。…こんな居飛車党居ます?

じゃあなんで居飛車やってるのかと自問自答すると、私は対抗型が大好物なのだと気づきました。じゃあ、相手が居飛車の時はこっちが飛車振ってしまえばいいんじゃね? ということで少し真面目に振り飛車を勉強してみようかと思い、この本を手にしたわけです。

で、結論から言うと、私にとってはかなりの良書でした。

四間飛車の指し方と言うだけでなく、居飛車側から見ても大いに参考になる内容だったというのもありますが、それ以上に将棋に対する基本的?な考え方が随所に示されているのが私的に大当たりでした。

とくに、『「攻める」とは持駒を増やすこと』という考え方は目からウロコでした。激しい駒交換は「攻め合い」ということになるので、基本玉形に勝る方に有利に働くと。

だから居飛車急戦の形では、玉形で劣る居飛車は駒交換を挑むような指し方よりは、押さえ込みを目指すような指し方になる。相飛車でも対抗型でも棒銀はありますが、相居飛車の棒銀は相手の守りの銀との交換を目指すのに対し、対抗型の棒銀は相手の銀との交換を目指すというより、銀の力で押さえ込みを目指すという根本的な違いがあるのだということに、今更ながら気づかされました。

全体的には急戦6割、持久戦4割くらいの配分。それぞれの形における考え方の解説が中心で、定跡というよりは、対抗型将棋の本質を理解することを目指した内容と言えると思います。もう6回ほど通し読みしてますが、そのたびに新しい気づきがあります。棋書では久々に、いい買い物だったと断言できる本でした。

対象レベルとしてはおそらく私レベルでちょうどいいくらいかと思います。

この本のおかげで、相手が居飛車で来た場合は、自信を持って飛車が振れそうです(笑)。

そういえば、仕事始め直前に出かけた将棋センターでの対局。振り飛車党の高校生が、私相手に居飛車で向かってきたので、逆に私が四間飛車に振って快勝しました。最近は分の悪い相手だったのですが、多分、半分くらいはこの本のおかげです(笑)

私は今後、居飛車党を名乗るのをやめ、「対抗型党」を名乗ることにしようと思います(笑)。

 

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