不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

「棋聖 天野宗歩手合集」を買った

掲題の通りです。以前から迷ってはいたんですが、ついに買ってしまいました。

棋聖 天野宗歩手合集

今まで、天野宗歩の棋譜については、kifu for Windowsやkifu for Androidなどで再生できるkif形式の棋譜ファイルをネットで探してました。

ただ、そうして集めた宗歩の棋譜の中には、いくつかおかしなものもある。

どう見ても投げる場面じゃないだろってところで終わっているものとか、あるいは宗歩が手を緩めてるとしか思えないものとか

調べてみると、まず前者について、宗歩の棋譜には「差し掛け」のものもいくつかあるらしいということが分かった。ただ、kif形式のファイルは差し掛けには対応できていないので、最後に指した方が勝っているように見えてしまう。

そして後者については、やはり将棋の家元やその関係者にはある程度忖度を働かさねばならないケースもあったらしいことがわかった。

差し掛けについては、調べればわからなくもないですが面倒ですし、忖度の入った棋譜については緩めた手を正しいものとして身に着けてしまうリスクがある。そういった特殊な棋譜を正しく判断するためにも解説書が欲しくなったわけです。

宗歩の棋譜は駒落ちが多いのですが、本書では手合い別に分類されているので見やすいです。

とりあえず、平手の1局目から並べ始めました。これからどっぷり宗歩の世界に浸かっていくことにします…

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「棋聖 天野宗歩手合集」を買った」への3件のフィードバック

  1. おさけ 2018年11月14日 08:55

    宗歩はプロでも好きな方が多いですよね。彼が現代にそのまま出現しても県代表くらいには近づけるのではないか、というプロの意見を大昔に将棋世界か何かで見たことがあります。手を作るのが上手なイメージがあります。

    違う話題になってしまいますが、モチベの低下が激しいようですね。私も過去、モチベ低下時は上達行為や対局から離れ、結局、年単位のブランクになったことがあります。ただし、全く触りもしなかったわけではなく、たまにソフトと指す程度でした。

    yamakazさんの最近のウォーズ棋譜を拝見しましたが、一つ気付いたことがあります。それは、yamakazさんがとても効率的な思考をしているということです。適切な表現がなかなか思いつかないのですが、効率を上げるためにアクセルを踏むタイミングを体で覚えていて、そのタイミングに到達するまではクリープだけで進んでいく感じです。それによって時間を使い過ぎず、最序盤をなだらかに通り過ぎていくようなイメージです。

    しかし、それは諸刃の剣であって、将棋においては恐らくマイナスも多分に含んでいると感じます。アクセルOFF期間は思考そのものを動かさないわけなので、その間の指し手は流れ作業的で、多くのチャンスも全て見逃されていくことになります。それらのチャンスは難しい手ではなく、とても簡単な手で優勢になる手です。問題としてyamakazさんに出題したら、1分も掛からず、或いはもしかしたら一目ですぐに解けるのではないでしょうか?

    先手:yamakazさん
    後手:二段の方

    ▲7六歩 △5四歩 ▲2六歩 △5二飛 ▲2五歩 △3二金
    ▲4八銀 △4二銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩
    ▲2八飛 △5三銀 ▲5六歩 △4四銀 ▲2五飛 △6二玉
    ▲6八玉 △7二銀 ▲7八玉 △6四歩

    18手目、20手目、22手目、24手目、26手目の各局面に同じ筋のチャンスがあります。問題として出題されたら、どうでしょうか?どの局面でもきっと正解を仰ると思います。では、16手目の局面はどうでしょうか?先手は25飛と浮きましたが、後手からの55歩を警戒したものなら、事実上の手損で一種の妥協だと思います。一気に良くなる手はないのですが、もし16手目の局面を問題として出題されて、ヒントとして「駒組みを進める。妥協しない、手損しない」と書かれていたらいかがでしょうか?最序盤の手損は結構大きな損になりやすいです。

    「序盤は大体このあたりまで玉を囲って、それから3筋の歩を伸ばして桂馬を跳べるようにしておき、5筋方面を厚くする手を指せば完成だ、さあ相手陣に何かホコロビはないかな?」と、駒組み→攻撃陣作成→手を作る、という流れを体で覚えていて、流れ作業にすることで思考の省エネをしている印象です。しかし、チャンスを逃すというのは相手の悪手を好手にしてしまう意味があり、もしこれがお金だったら、儲かるチャンスを逃しても別に減るわけじゃないし、となるところですが、将棋では自分の貯蓄(評価値)が減ってマイナスになってしまうことになります。相手の方が序盤で好手を指したら、基本的に評価値は相手の方に振れますからね。悪手はしっかり咎めないと自分が損になってしまうことが少なくありません。評価値がマイナスでその評価値が正しいとするなら、その局面からお互いに最善手を指したら勝ち目がないことになります。序盤早々、先手でありながら早くも相手のミス待ち(ミス頼み)という状況になってしまうわけです。

    どんな分野の勉強をしても、問題集がスラスラ解けたら楽しいと思います。将棋でも毎回、先に相手の欠陥を見つけて咎めることが出来たら、結果的に逆転されて負けたとしても、先に良くすることが出来たという達成感や喜びにも繋がると思います。勝ち筋があったということですからね。そうなればきっと楽しさやモチベが増してくると思います。同じ初段であっても、「相手陣の欠陥を見逃さない初段」を目指してみるのも良いのではないかな、と提案致します。

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    • yamakaz 2018年11月17日 07:39

      >おさけさん
      なんか気を遣っていただいて恐縮です。
      モチベーションの低下…は最近まではありました。三ヶ月くらい前から酷い不調に陥ってしまい、一時期は自覚できるレベルで意欲の低下がありましたが、ここ一ヶ月ほどは回復しています。
      それなのに対局もブログ更新もあまりできてないのは、単に多忙になってしまったためなのです。
      毎年この時期はプライベートで忙しくなるのですが、今年はそれに仕事の修羅場も重なり…家へ帰ってもフロ、メシ、ネルという生活でして(笑)、まともに将棋やってる時間もありません。うちの会社は普段は完全週休二日ですが、今日もこれから出社です…
      将棋センターにもまともにいけて無くて、もう一月くらい対面で人と指してないですね…
      ネットでも、10切れですら指すまとまった時間と気力はなかなか持てなくて、最近はお遊びで3切ればかりやってます。以前は夜更かししてでも指してましたが、最近は睡眠の確保を優先するサイクルに切り替えたので。
      まあ、それでも日課となっている詰将棋(今は終盤問題にシフト中)と棋譜並べは細々とではありますが続いています。ブログに書く棋譜並べもストックはあるのですがいかんせん時間が…

      で、これですが…
      > 18手目、20手目、22手目、24手目、26手目の各局面に同じ筋のチャンスがあります。
      角で銀を食いちぎって▲4一銀ですね。たしかに言われてみるとすぐに見えました。
      序盤を流れで指している自覚はなかったんですが(なるべく序盤で時間を使わないようにしていたのは事実ですが)、これを見逃しているようでは言い訳できないですね。切れ負けばかりやってる弊害かなぁ…

      >では、16手目の局面はどうでしょうか?
      今思えば、すぐに55歩同歩同銀ですぐになにかあるわけでもないので、58金や68玉でゆっくり備えておくんですかね…
      さすがに25飛は対局中も酷い手だという自覚はありました…

      さて、仕事行ってきます(T^T)

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  2. おさけ 2018年11月17日 13:09

    休日出勤おつかれさまです。モチベ回復、何よりです。私も正月休みは元旦だけになりそうです。

    やはり問題として出題されたらすぐ分かりますよね。16手目は6八玉としておいて、5五歩同歩同銀なら2四歩同歩2五歩のような十字飛車の反撃があります。後手も2五歩には3一角と引いてから2二歩と受ける堅いやり方もあるので、この反撃で決まるわけではありませんが、そういう選択肢を持っておくのは心の余裕になると思います。中飛車の最序盤で5五歩から銀で単純な歩交換をするのは、大体何らかの反撃筋があるものです。

    マイ格言ですが、「5段目の駒には飛車の横利きで取りをかける」というものがあります。きっと活用出来ると思います。相掛かりでも出てきますね。

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