不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

週刊文春買いました

北海道は関東より雑誌類の発売が二日ほど遅れるため、昨日ようやく入手することができました。(こっちではジャンプは月曜日、マガジンが木曜日発売だと明かすと関東の人は大抵驚きます(笑))

私が本件に関する前回の記事をアップしてから、昨日文春を手に入れるまでの間に、

  1. 三浦弘行九段が報道各社へのFAXで疑惑を全否定
  2. 週刊文春発売
  3. 文春記事に対する三浦九段の再反論

というところまで事態は進んだようです。

文春の記事に関しては、「やはり状況証拠しか出ていないのか」というのが第一の印象。

  • 指し手が明らかに三浦九段の棋風ではない
  • ソフトとの一致率が異様に高い
  • 三枚堂四段にスマホでPCを遠隔操作する方法を尋ねていた
  • 三浦九段は証拠としてのスマホの提出を拒否した

といったあたりが、「三浦クロ」の根拠であるようですが、いずれも物的証拠はやはり何も無い様子。

羽生三冠のメールに書いてあったという「限りなくクロに近いグレー」というのはその通りなのかもしれない。しかし、グレーはあくまでグレーであってクロではない。現代社会の原則では、グレーを罰してはいけないのです。その理由は、前回の記事に書いたとおり。

先ほどの事態の進展状況の1.と2.の間ですら両者の主張が既に食い違っています。

1.の三浦FAXでは、

  • PCは、自主的に証拠提出した。スマホについても全アプリの画像を提出した

という主張になっていて、文春の記事と明らかに食い違う。

(もっとも、アプリの「画像」の提出が、遠隔操作ソフトを使わなかったことの証明にはならないと思いますが…アンインストールなんて簡単にできるんだし)

そして、3.の三浦九段の再反論では、さらに以下のような食い違いがあります。

  • 10月11日の三浦九段聴取の席に渡辺竜王が同席した件について、文春記事は「三浦九段が同席を求めた」。三浦九段は「むしろ同席させないでくれと言った」
  • 三枚堂四段に遠隔操作アプリについて尋ねていた件について、三浦九段は「詳しい話を聞いたわけではない」。これについては文春記事からも、詳しい使い方を根掘り葉掘り聞いたという感じには読めない。

やはり両者の主張は対立していますね。

個人的には印象では、文春記事には以下の2点で違和感を感じました。


1点目「プロならカンニングがわかる」

文春記事での渡辺竜王の言によれば、「一致率が40%でも急所のところでカンニングすれば勝てる。一致率や離席のタイミングなどを見れば、プロなら(カンニングはわかるんです)」とのこと。

どこかのブログ記事では、問題となっている棋譜を並べてみれば、アマ有段者なら誰でも(棋譜の不自然さが)わかるはずだ、みたいなことも言ってました。

ならば、仮に三浦九段がクロだったとして、当然三浦九段本人も「こんな手をそのまま指したらカンニングを疑われる」のがわかるはずでは? アマチュアでも見抜けるような不正をトップ棋士の一角でもある三浦九段がそのままやらかした…と?

2点目 三浦九段はそんなにPC、スマホ、インターネットに明るいのか

文春の記事では明確には記載されていませんでしたが、三浦九段がスマホを操作して自宅のPCで動かしている将棋ソフトを操作して不正を働いた、というのが想定のシナリオのようです。

しかし、なんだかさらっと書いちゃってますけど、これって実は、デジタルデバイスやインターネットの、かなり高度な知識を必要とするやり方です。

私は本業がIT屋であり、この分野に関しては一応プロの末席に連なる身ですので、そういう環境を作れと言われたら作れます。

アマチュアでもやろうと思えばできないわけではありませんが…リモートデスクトップアプリの存在や使い方を他人から教わるような知識レベルの三浦九段に、このような環境構築ができるのかというと、甚だ疑問です。

誰か他の詳しい人にセットアップしてもらったという可能性もありますが…


勘ぐりすぎかもしれませんが、以上が私が文春の記事に対して感じた違和感です。

連盟は一転して調査の継続を決定したようですが、この期に及んで「仲間内で泥仕合をしていてはいけない」などと、なあなあで済ませようとする棋士が「意見が分かれる」ほどいるとは驚きです。危機意識がメルトダウンしているとしか思えない。

驚きと言えば、9月26日に「対局場への電子機器の持ち込みと、対局中の外出禁止」が合意されたというのに、施行が12月14日からになっているのはどういうことなのか。

なんで即日施行にしなかったんですか

連盟バカジャネーノ? と本気であきれ果てました。即日施行にしていれば、今回の三浦九段の件にも適正な処分が下せていたはずなのに。

持ち込み禁止のせ施行が12月14日ならば、今回三浦九段を処分した根拠はやはり状況証拠しかないということになる。これ、訴訟になったら、連盟が負けるんじゃないですか?

三浦九段に疑われるような行動があったのは事実なのでしょう。だから、そもそも疑われるような行動そのものを禁止するような規定を早々に作るべきだったのです。

現状そのような規定が無く、不正の物的証拠も無いというなら、今回の件については不問とするしかないでしょう。そして、今後は12月14日の規定改正などによって、そのような不審な行動自体を禁止していくしかないと思います。

どうして、こうも対応が後手後手なのか。

ひとまずは、追加調査の結果待ちですかね…

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