不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

頭が柔らかいから子供は大人より上達が早いって?

道場で指していると、ほんの数か月前は負けることがほとんどなかった子に、最近はむしろなかなか勝てなくなったりすることが増えました。

子供の上達は本当に早いなぁなどと実感しつつ、悔しさを紛らわせている今日この頃です(笑)

で、今さらっと「子供の上達は早い」なんて言い方をしましたけど、これ、本当なのかな?と思案している今日この頃です。

確かに子供は成長が早い。勢いに乗るとあっという間に級位段位を駆け上がってくる子供は少なくありません。冒頭の子らにしても然り。

こういう時よく言われるのは、「子供の方が頭が柔軟で吸収が早く、のみこみが早い」ということなんですが、本当でしょうか?確かにそういう一面もあるでしょうが、もっと決定的な別の要素があるんじゃないかと最近思ってます。

大人だって晩年で初めて一年にも満たない短期間で有段にのぼりつめたりする人も少なからずいます。だから「子供の方が頭が柔らかいから…」なんて説を私は信じないようにしています。事実はともかく、そう信じてしまった瞬間に成長が止まってしまいますから。条件が対等なら大人だって子供に遅れを取ることはないはずだ、そう信じてます。

で、今「条件が対等なら」とか何気なく使いましたけど、そもそも大人と子供では条件が対等ではないのです。大人と子供には将棋の上達に欠かせないリソースに決定的なハンディキャップがあります。

それは「時間」です。

基本的に学校さえ終わってしまえば何をしても自由な子供たちと比べて、我々大人は有形無形の制約が多すぎる。学校は遅くとも15時16時程度には終わりますが、大人の仕事はどんなに早くても17時から18時まではかかります。ましてや、私のようなIT業界だと17時や18時に退社できるなどむしろまれで、平時でも20時や21時退社が当たり前です。仕事が佳境に入ればもっと遅くなります。人によっては常に佳境に入りっぱなしという人もいます。

その気になれば平日であろうと4時間でも5時間でも将棋の勉強に充てられる子供と違い、大人の場合、平日は良くても2時間程度でしょう。休日でも家の諸々の雑用に追われている大人と、基本お手伝いと宿題程度しかするべきことのない子供とでは格差がありすぎます。

ましてやこれが夏休み、冬休み、春休みなどになってくると、この格差はもはや絶望的なレベルにまで拡大するのです。

子供の方が吸収が早いし、大人は頭が固いからなかなか上達するのは難しい、などという言い分を私は信じませんが、時間リソースの差だけはいかんともしがたい。子供の方が上達に勢いがあるのはむしろこちらの要因であって、時間あたりの成長率みたいなのを測ってみたら実は大人も子供もそんなに変わらなかったりしないか、などと思う今日この頃です。

 

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