不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

大人相手に教えてきました

いつもの通り、長女と将棋センターへ出かけたら、なぜか初心者の女性二人の指南役を任されてしまいました。

街の将棋道場なんて、普通はオヤジの巣窟なわけでして、子供教室に通っている女の子以外の女性なんて私もほとんど見たことがありません(そういえば今のセンターの前に通っていた道場にはそこそこ女性がいて「女子部」なんてのもあったような気もしますが…)。

そんなところにやってきた、駒の動かしかたからというレベルの女性達。慎重な対応が必要だったはずですが、よく私に指南を任せようなんて思ったものですね…。私はもちろん、指導員資格とかそんなものは持ってませんし。

その女性達が大人になってから何をきっかけに将棋を始めようなんて思ったのかすごく気にはなりましたが、とりあえず今はそこは置いといて、丁寧に教えることに徹しました。

娘達に教えてきた経験が活きて、まずまず無難な教え方ができたような気がします。子供と違って多少難しい言葉使っても理解してもらえる分、むしろずいぶん楽でした。

だいたい、こんな流れで教えてました。

  1. 玉、金、銀、飛、角、歩の動かし方
  2. 5五将棋でまずは実戦(2面指し)
  3. 詰みの基本と、詰みの練習
  4. 「成り」について
  5. もう一度5五将棋
  6. 香と桂の動かし方
  7. 10枚落ち実戦(2面指し)

5五将棋で使う駒の動かし方をまず教えて、5五将棋の実戦をやってみたのですが、やはり大人でも初心者は駒の連携を意識しながら指す、ということができないんですね。初期の長女や今の次女同様、駒一枚で玉を攻めてくるような指し方をしてたので、頭金の詰みの形を教えて、駒を連携させることの大切さを認識してもらいました。

試しに、こんな局面を示して、どうするか尋ねてみました。

2015-12-05a.png

もちろん、将棋の心得がある程度あれば誰でも▲5二金でゲームセットとひと目でわかるでしょう。今の長女でもわかるはずです。しかし、やはり大人でも入門者の方にはこれが見えないんですね。二人とも正解はできませんでした。▲6二金、▲4一金、みたいな手を答えてきました。

我々から見れば当たり前すぎてつい「当然わかるでしょ?」みたいな考えになりがちなのですが、入門者は想像以上に我々にとっての「当たり前」に気づけないんだというのがわかったのは興味深い収穫でした。

最後に、残りの桂香の動きを覚えてもらった後、10枚落ちの実戦を指しました。

驚いたのは、一方の女性が二手目に▲7六歩と角道を開け、さらに四手目に▲2六歩と飛先を突いて来たこと。入門者が最初の実戦でこの手を指してくるとは驚きです。終局後に意図を尋ねてみると、「角が窮屈そうだったので」と。とくに入門書などで予備知識があったわけではなかったとのこと。いやはや、自力でこの手にたどり着くとは、なかなか将来が楽しみなセンスではありませんか。多少緩めはしましたが、最後には何もできることがなくなり、若干の遠回りはあったものの最後はキッチリ詰まされました。

もう一人の女性はやはりそのあたりの感覚がまだ身についてないようだったので、まずは大駒を敵陣に突入させるのが勝ちやすい方針だということを伝え、相方さんが指した▲7六歩や▲2六歩が、その方針を実現するための第一歩として有力な手だということを理解してもらいました。

その時点で私の方が帰宅の時間となり、そこまでとなりました。

大人の初心者相手に教えるのは初めての経験でしたが、なかなか貴重な体験でした。私の方はいい感触を感じてましたが、実際に相手のお二人にとってどうだったかはわかりません。リピーターになってくれるかな…。

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