不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

[自戦譜(角落ち)]定跡は思ったより大事らしい(けど興ざめ)

オンライン教室の講師相手に角落ちで指す際に、私は大体矢倉模様の形にするのですが、そのさい上手はだいたいこんな形に組んで来ます。

初手からの指し手
△6二銀    ▲7六歩    △6四歩    ▲7八銀    △6三銀    ▲6六歩
△7四歩    ▲5八金右  △7二飛    ▲6七金    △7五歩    ▲同 歩
△同 飛    ▲7六歩    △7一飛    ▲4八銀    △4二玉    ▲2六歩
△3二玉    ▲2五歩    △4二金    ▲5六歩    △6二金    ▲7七銀
△7三金    ▲7九角    △7四金    ▲6八玉    △5四銀    ▲7八玉
△6一飛    ▲8八玉    △7三桂    ▲7八金    △8四歩    
(1図)

2015-07-27a

で、だいたいこの体勢から粉砕されます。今までもこの形に対抗すべく、角を上がるタイミングを変えてみたり、矢倉を早囲いにしてみたり、矢倉に組むのを諦めて対右四間飛車シフトにしてみたりといろいろやっては見ましたが、対右四間飛車シフトで一度だけ勝利したことはあるものの、成果はあまり芳しくありません。

正直、この形に組まれてしまうとどうやっても受かる気がせず、感想戦ではこの形に組み上げるのを妨害したり、無理やり先攻するなんてことも検討してみましたがやはり無理気味で…

ただ、講師にも教えてもらったのですがこの形までは上手下手ともほぼ定跡通りらしいです。下手がここから定跡を外れており、そしてどうもこのあたりから悪くなっているようで…

定跡はというと、このタイミングで2筋の歩を交換。

この時、飛車ではなく角で交換し、4六の位置に引く(変化A図)、これが定跡らしい。

2015-07-27b

で、ここから上手が△6五歩と仕掛けてきたら、▲7五歩と反発。△同金は▲7三角成なので△6四金ですが、角の睨みが効いていてこの金が動けず、飛車先が重くなって右四間が機能しない。

なので▲4六角には△4五銀と角をどかしに来ますが、だまって▲6八角と引いておけば(変化B図)上手の右四間を構成する攻め駒が一枚そっぽへ行くので、脅威が薄らぐ、という理屈です。

2015-07-27c

ここまで角落ちの定跡として整備されている手順だそうです。この形、「将棋大観」には載ってませんが、「決定版駒落ち定跡」には載っているらしいので、割と新しい定跡なのかもしれません。

こんな手、知ってなければ指せない気がするんですよね…。そこをたった一手間違えただけで防御不能に追い込まれるとか…こうなると将棋って読みの勝負というより暗記の勝負なんじゃないか…という気さえして若干興ざめを感じました。中終盤については手筋をどれだけ覚えているかが勝負になるというのはわかってましたが、序盤ですらこうとは…

級位者のうちは定跡を覚えることなど不要、という意見もたまに見かけますけど、こういう現実を突きつけられるとやはり定跡を抑えないことには上に行けそうもない気がしますね。

正直、好きじゃないんですよね、定跡勉強。面倒というより、あまり定跡にしがみつくと将棋がつまらなくなりそうで…

以下、棋譜です。

開始日時:2015/07/20
持ち時間:30分+60秒
場所:81Dojo (ver.2015/6/6)
手合割:角落ち 
下手:私(初段)
上手:講師

△6二銀    ▲7六歩    △6四歩    ▲7八銀    △6三銀    ▲6六歩
△7四歩    ▲5八金右  △7二飛    ▲6七金    △7五歩    ▲同 歩
△同 飛    ▲7六歩    △7一飛    ▲4八銀    △4二玉    ▲2六歩
△3二玉    ▲2五歩    △4二金    ▲5六歩    △6二金    ▲7七銀
△7三金    ▲7九角    △7四金    ▲6八玉    △5四銀    ▲7八玉
△6一飛    ▲8八玉    △7三桂    ▲7八金    △8四歩    ▲4六歩
△9四歩    ▲4七銀    △9五歩    ▲3六歩    △9二香    ▲3七桂
△8五桂    ▲8六銀    △6五歩    ▲同 歩    △同 金    ▲6六歩
△同 金    ▲同 金    △同 飛    ▲6七金打  △6一飛    ▲5七角
△7七歩    ▲同 桂    △同桂成    ▲同 銀    △6五桂    ▲8四角
△7七桂成  ▲同金上    △6六歩    ▲同金直    △7四金    ▲6二歩
△8一飛    ▲7五角    △同 金    ▲同 歩    △3九角    ▲6八飛
△5七角成  ▲5八金    △6八馬    ▲同 金    △4九飛    ▲5八銀
△7九銀    ▲7八玉    △6八銀成  ▲同 玉    △9九飛成  ▲5七玉
△6三香    ▲5五金    △5九龍    ▲4八銀    △6八龍    ▲4七玉
△7七龍    ▲5七銀右  △6七香成
まで93手で上手の勝ち
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