不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

[自戦譜]終盤が煮詰まっていくとはこういうことか?

(5/5 棋譜が一部間違っていたので修正しました)

将棋倶楽部24から自戦譜をお届けします。私は後手、私も相手も11級です。

相手の三間飛車模様で始まったこの将棋は、相手が早々に定跡を外し、序盤から力戦模様になりました。

初手からの差し手
▲7六歩    △8四歩    ▲6六歩    △3四歩    ▲7八飛    △8五歩
▲7七角    △6二銀    ▲8八銀    
(9手目)

2015-05-04a

いきなりの意表をつく銀上がり。一見して筋悪な手ですが、後手の狙いは角を右辺に移して飛車をにらむ位置に置いておこうという意図のようです。

9手目から
△4二玉    ▲5八金右  △3二玉    ▲6七金    △9四歩    ▲5六歩    
△5四歩    ▲6八角    △4二銀    ▲7五歩    △8四飛    ▲4六角    
△7二金    
(22手目)

2015-05-04b

もはや意味がわからない局面になっています(汗。角がいなくなったので当然ここから飛車先交換を狙います。相手もそれに先駆けて▲7四歩と突いてきますが、それは手抜き。

22手目から
▲7四歩    △8六歩    ▲同 歩    △同 飛    ▲8七歩    △8五飛    
(28手目)

2015-05-04c

中途半端な飛車引きですが、▲7三歩成△同銀▲7四歩△6四銀▲6五歩と銀を逸らしに来たら△6五同飛と払う手を見ています。見ていたのですが…

28手目
▲7三歩成  △同 銀    ▲7四歩    △6四銀    ▲5八金    △7五歩
(34手目)

2015-05-04d

もうね、アホかと、バカかと。横を利かすためにわざわざ8五に飛車を引いたのにそれを自ら遮ってなにやってんだと。トーフの角に頭ぶつけて死んでしまえ級の大ポカですわ。

当然、後手は銀の頭を狙ってきます。先手の角成りを防ぐことはできなくなりました。

34手目から
▲7七桂    △8四飛    ▲6五歩    △5三銀引  ▲9一角成  △7四飛    
▲9二馬    △8三歩    ▲6六香    △7三桂    ▲8一馬    △6二金    
▲8二馬    △7六歩    ▲8三馬    
(49手目)

2015-05-04e

49手目から
△7七歩成  ▲同 銀    △同飛成    ▲同 金    
(53手目)

2015-05-04f

相手が馬で飛車をいじめに来ましたが、銀桂との二枚替えに持ち込んでまずまず満足。この53手目▲7七同金は正直助かりました。▲7七同飛だと攻めあぐねていたと思います。自ら飛車先を止めてくれたので、△8五桂から先手で攻めを繋ぐことが可能になりました。これが▲7七同飛だと、△8五桂に▲7一飛成で、竜が自陣まで通っているので攻めの継続が難しかったところです。

(2015/11/09追記)

今にして見たら、▲7七同飛には△6六角が激痛ですな…

(追記ここまで)

53手目から
△8五桂    ▲8四馬    △7七桂成  ▲同 飛    △8三歩    ▲7五馬    
△7四銀    ▲9三馬    △6五銀    ▲7一飛成  △6六角    ▲同 馬    
△同 銀    ▲4八角    △7七角    ▲4九玉    △9九角成  ▲6七歩    
△7七銀成  ▲9一飛    △5一香    ▲6六角    
(75手目)

2015-05-04g

このあたりから秒読みが始まり、この角の覗きに対しても十分に考えられないまま△3三桂とあがりましたが、ここは△2二香または△3三香としておいた方がよかったかも。

75手目から
△3三桂    ▲2五桂    △2一桂    ▲3三桂成  △同 桂    ▲4五桂    
△5二金寄  ▲3三桂成  △同 銀    ▲4五桂    △4四銀右  ▲3三桂成  
△同 銀    ▲9二飛成  △4二金寄  ▲4五銀    △6四香    ▲7七角    
△同 馬    ▲同 龍    △6五桂
(96手目)

2015-05-04h

なんとか角筋を防ぎつつ、7七でやや強引な清算に持ち込んで、96手目の桂打ち。 飛香交換の駒損ですが、玉の安定度が大差ですし、手番も握っているのでまだまだイケるという感触は持っていました。

96手目から
▲7二龍上  △5七金    ▲同 金    △同桂不成  ▲3八玉    △2六桂
(102手目)

2015-05-04i

桂打ちの罠。うっかり▲2六同歩と取ると△4九角以下頓死ですが、さすがにそんな単純な罠にはかかってくれませんね(^^;

102手目から
▲2八玉    △4九角    ▲3八銀打  △同桂成    ▲同 銀    
(107手目)

2015-05-04o

さてこの場面、即詰みはなさそうですが、何かしらの寄せはありそうな場面です。頭の中では△3八同角成▲同玉△4九銀▲4八玉(▲2八玉は△3九銀以下詰む)△6七香成という筋を読んでいました(変化図)。

2015-05-04j

後から検討したところ、おそらくこれでほぼ必死ですね。次の狙いは△3八金の1手詰めですが、これを受けるとしたら(1)▲2八金(2)▲3九金(3)▲3八金(4)▲3八角(5)▲3八桂ですが…

(1)は△5八成香▲3九玉△4八金まで。

(2)は△5八成香まで。

(3)は△5八成香▲3九玉△3八銀成▲同玉△4九銀▲2八玉△3八金▲1八玉△2八金打まで。

(4)は△5八成香▲3九玉△3八銀成▲同玉△4九銀▲2八玉△3九角▲1八玉△2八金まで。

というわけで(5)▲3八桂以外は全て即詰みですが、▲3八桂だと△2八金と打ち込んで今度こそ完全な必死のはず。△5八成香または△3九銀の二通りの詰みを狙ってますが、これを両方逃れるためには(5-1)▲4六歩または(5-2)▲3六歩と逃げ道を空けるしかありません。しかし、(5-1)▲4六歩は、△3八銀成▲4七玉△5八銀▲3六玉△3五金まで。(5-2)▲3六歩は△3八金▲5九玉△5八成香まで。いずれも詰んでるはずです。

なのでこの変化を選んでいれば、後手玉は詰まないので私の勝ちは確定していたはずでした。

とはいえこれだけの変化を60秒で読めといわれても今の私には無理ですな…

というわけで本譜はこの流れを断念し、一度△5八角成と逃げました。

107手目から
△5八角成  ▲2五桂    △4九桂成  ▲3三桂成  △同 玉    ▲9九角    
△4四桂    ▲同 銀    △同 歩    ▲4五桂    △2四玉    ▲4九銀    
△同 馬    ▲1六桂    △1四玉
まで122手で後手時間切れ勝ち

2015-05-04k

寄せから遠ざかった上に手番も渡したため、先手の猛攻を食らいました。上図の段階で、後手玉はかろうじて即詰みを免れています。一方で、先手玉は詰めろです。しかし、こちらの玉は一応即積みは無いとはいえ、前に効く駒(歩を除く)を1枚渡した瞬間に詰みが発生するため、まさに紙一重です。この状態から受けに回られると即詰みも無さそうですし、駒を渡さずに寄せるのも難しそうで、負け確定かなと覚悟していたのですが…相手は読みきれなかったのか、ここでまさかのタイムアップ。

ただ、後から検討してみたところ、全ての変化を検討できているわけではないですが、ここで受けに回られても寄せきれそうな感じです。

なんとなく、終盤が煮詰まるというのはこういうことをいうのかな、という将棋でした。ちなみに、相手はレーティングが510くらいの人でしたが、レーティング500超えの人に勝ったのは初めてでしたv(^^)

以下、棋譜です。

先手: 相手(11級)
後手: 私(11級)

▲7六歩    △8四歩    ▲6六歩    △3四歩    ▲7八飛    △8五歩
▲7七角    △6二銀    ▲8八銀    △4二玉    ▲5八金右  △3二玉
▲6七金    △9四歩    ▲5六歩    △5四歩    ▲6八角    △4二銀
▲7五歩    △8四飛    ▲4六角    △7二金    ▲7四歩    △8六歩
▲同 歩    △同 飛    ▲8七歩    △8五飛    ▲7三歩成  △同 銀
▲7四歩    △6四銀    ▲5八金    △7五歩    ▲7七桂    △8四飛
▲6五歩    △5三銀引  ▲9一角成  △7四飛    ▲9二馬    △8三歩
▲6六香    △7三桂    ▲8一馬    △6二金    ▲8二馬    △7六歩
▲8三馬    △7七歩成  ▲同 銀    △同飛成    ▲同 金    △8五桂
▲8四馬    △7七桂成  ▲同 飛    △8三歩    ▲7五馬    △7四銀
▲9三馬    △6五銀    ▲7一飛成  △6六角    ▲同 馬    △同 銀
▲4八角    △7七角    ▲4九玉    △9九角成  ▲6七歩    △7七銀成
▲9一飛    △5一香    ▲6六角    △3三桂    ▲2五桂    △2一桂
▲3三桂成  △同 桂    ▲4五桂    △5二金寄  ▲3三桂成  △同 銀
▲4五桂    △4四銀右  ▲3三桂成  △同 銀    ▲9二飛成  △4二金寄
▲4五銀    △6四香    ▲7七角    △同 馬    ▲同 龍    △6五桂
▲7二龍上  △5七金    ▲同 金    △同桂不成  ▲3八玉    △2六桂
▲2八玉    △4九角    ▲3八銀打  △同桂成    ▲同 銀    △5八角成
▲2五桂    △4九桂成  ▲3三桂成  △同 玉    ▲9九角    △4四桂
▲同 銀    △同 歩    ▲4五桂    △2四玉    ▲4九銀    △同 馬
▲1六桂    △1四玉
まで122手で後手時間切れ勝ち
広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。