不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

[自戦譜]局面が煮詰まる前に頓死で勝った実例

前回のエントリで、私の勝ち方は局面が煮詰まる前に相手の頓死で終わる、言い換えれば相手のミスで勝ちを拾っている、という話をしましたが、その典型例を一つ。

将棋倶楽部24での12級同士の戦いです。

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △3二金    ▲7八金    △5二金
▲2五歩    △4一玉    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △2三歩
▲2八飛    △6二銀    ▲4八銀    △7四歩    ▲5八金    △7三銀
▲6九玉    △6四銀    ▲1六歩    △7二飛 
(第1図)

2015-04-25a

矢倉とも横歩取りともつかない出だしから、力戦調の手将棋になりました。私は咎められるのが怖いチキン野郎なので自分から力将棋を挑むようなことはしませんが、力将棋を受けて立つのは大好きです。未知の局面を手探りで指していくのはワクワクします。

第1図から
▲2二角成  △同 銀    ▲8八銀    △7五歩    ▲同 歩    △同 銀    
▲5六角    
(第2図)

2015-04-25b

これが味の良い角打ちになりました。打ったときは、後手が8三を受けたら3四の歩をかすめ取る意図だったのですが、さて、実際に3四の歩を取ろうかという時になって、もっとうまい手がひらめきました。

第2図から
△8二飛    ▲2五飛    △6四銀    ▲7二歩    
(第3図)

2015-04-25d

次の一手などで頻出のこの▲7二歩が打てたのは文字通り次の一手での訓練による成果と言えます。

ただ、直前に▲2五飛△6四銀を挟んだのは余計でした。なんとなく5段目を押さえられているのが気持ち悪いので一度追い払ったのですが、飛車が寄ったことで不安定になっていた銀を手順に安定させてしまいましたし、逆にこちらの飛車が浮いていて不安定になっています。いざというとき△1四角と王手飛車のラインに打たれる手を警戒しないといけなくなります。

ここは△8二飛の直後に▲7二歩(変化図1)と打ち込んで全然OKだった。

2015-04-25c

第3図から
△7三桂    ▲4六歩    △6五桂    ▲7一歩成  △7六歩    ▲7三歩
△5七桂不成
(第4図)

2015-04-25e

2枚目のと金作りをねらった▲7三歩は我ながらえげつない手ですが、それに対するこの桂のタダ捨てはいまだに意図がよくわかりません。

こちらのミス(▲同金なら△1四角で王手飛車)に期待したんですかね。

あるいは、▲7三歩に△同銀▲6五飛と同じ桂損するなら、飛車を2五に置いたままにしていざというときの△1四角に賭けたというところでしょうか…

第4図から
▲同 銀    △7三銀    ▲7二と    △同 飛    ▲8三角成  △6二金    
▲7二馬    △同 金    ▲6一飛    △5二玉    ▲9一飛成  △1四角    
▲7五飛    △7七歩成  ▲同 銀    △5八角成  ▲同 玉    △7一歩    
▲7四香    △8二銀    ▲9二龍    △3八角    ▲8一龍    △4七金    
▲6八玉    △5七金
(第5図)

2015-04-25f

こちらの龍を底歩でこらえつつ、後手が角打ちから4七の金で銀を食いちぎってきたのが第5図。

受け方としてはちょっと考えたところで、普通に考えれば7九玉から8八玉と囲いに入城してしまいたいところなんですが、銀をタダ取りされてしかも金が盤上に残っている様というのはどうにも気持ち悪い。

すぐに寄せられそうな筋も見えなかったので、ここは強く▲同玉と応じました。

第5図から
▲同 玉    △8三金    ▲7一香成  △7四歩    ▲7二成香  
(第6図)  

2015-04-25g

これが問題の局面。後手が飛車取りに歩を打ってきたところに、私が結構な時間を使って読みを入れ、▲7二成香と引いたところです。もちろん、これが詰めろになっているのを確信した上で、飛車を見捨てています。

一番簡単な手順は▲6一龍△4二玉▲5一角△3一玉▲4一金△同玉▲3三角成。

他、▲6二成香からでも詰んでいるはずです。

なので、後手はここで詰めろを受ける必要があるわけですが、後手は詰めろに気づかず飛車に食いついてしまいました。以下▲6二成香から即詰みに討ち取りゲームセット。

第6図から
△7五歩    ▲6二成香  △同 玉    ▲5一角    △5二玉    ▲6一龍    
△4一玉    ▲3三角成
まで79手で先手の勝ち

私の勝ち将棋はこういうパターンが確かに多い。今後、こういう頓死を残さないレベルの人が相手になってくると、壁にぶつかるかもしれない…

なので必死の勉強にそろそろまじめに取り組んだほうがいいかなと思った次第です。

先手: 私(12級)
後手: 相手(12級)

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △3二金    ▲7八金    △5二金
▲2五歩    △4一玉    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △2三歩
▲2八飛    △6二銀    ▲4八銀    △7四歩    ▲5八金    △7三銀
▲6九玉    △6四銀    ▲1六歩    △7二飛    ▲2二角成  △同 銀
▲8八銀    △7五歩    ▲同 歩    △同 銀    ▲5六角    △8二飛
▲2五飛    △6四銀    ▲7二歩    △7三桂    ▲4六歩    △6五桂
▲7一歩成  △7六歩    ▲7三歩    △5七桂不成▲同 銀    △7三銀
▲7二と    △同 飛    ▲8三角成  △6二金    ▲7二馬    △同 金
▲6一飛    △5二玉    ▲9一飛成  △1四角    ▲7五飛    △7七歩成
▲同 銀    △5八角成  ▲同 玉    △7一歩    ▲7四香    △8二銀
▲9二龍    △3八角    ▲8一龍    △4七金    ▲6八玉    △5七金
▲同 玉    △8三金    ▲7一香成  △7四歩    ▲7二成香  △7五歩
▲6二成香  △同 玉    ▲5一角    △5二玉    ▲6一龍    △4一玉
▲3三角成
まで79手で先手の勝ち
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