不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

[自戦譜]漠然とした恐怖感で手を選ぶべからず

今回は将棋教室の指導対局から。手合いは講師の角落ちです。

ちなみにいきなり余談ですが、いつもは対局終了後に講師を相手に感想戦をして終わるのですが、今日は講師との感想戦後も若干晴れないもやもやがあったので、ソフトの解析にかけてみました。

私はBonanzaと激指を持っているのですが、Bonanzaの方が激指よりも解析結果に納得感があったので、普段の一人感想戦にはもっぱらBonanzaを使います。

しかし、今回に関してはBonanzaは駒落ちに対応できていないのか、初手を解析した直後にフリーズ(笑)。やむなく激指先生に登板してもらいました。

初手からの指し手

△6二銀    ▲7六歩    △6四歩    ▲6八銀    △6三銀    ▲2六歩
△7四歩    ▲7八金    △7二飛    ▲7七銀    △7五歩    ▲同 歩
△同 飛    ▲7六歩    △7一飛    ▲2五歩    △2二銀    ▲4八銀
△4二玉    ▲6九玉    △3二玉    ▲6六歩    △4二金    ▲5八金
△6二金    ▲5六歩    △7三金    ▲6七金右  △7四金    ▲7九角
△5四銀    ▲5七銀    △6一飛    ▲6八角    △9四歩    ▲9六歩
△8四歩    ▲7九玉    △7三桂    ▲8八玉    △9二香    ▲3六歩
△1四歩    ▲5九角
(第1図)

2014-11-30a

戦型はいつもの下手矢倉vs上手右四間飛車となりました。上手は飛車と金銀桂で攻めてくるのでこちらもがっちり総矢倉に構えて迎撃態勢を整える。これもいつもの展開です。で、いつもはだいたいそのまま攻め潰されます(笑)。

第1図からの指し手

△4四歩    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △4三銀    ▲4六銀    
(第2図)

2014-11-30b

講師が一番の疑問手として指摘したのがこの▲4六銀。たしかに、激指でも悪手/疑問手認定こそされてませんが、この手で評価値が300ほど下がっているので、一つのポイントとなったのは間違いないでしょう。

5四の上手銀が4三に引いたのを見て、2筋方面から圧迫してくるんではないかという漠然とした恐怖感から上がったのですが、とくに上手から圧迫されるような具体的な手順が見えていたわけでありません。「漠然とした恐怖感で手を選ぶと、たいていは相手を利することになる」と羽生さんが著書で書いてましたが、本譜はまさにその通りの展開になりました。結果論ではありますが、右銀は6六に効かせたままにして、▲2八飛か▲3七角が勝りましたね。ちなみに激指の提案は▲2八飛。

上手はここから端を攻めてきます。香車を入手して△2三香の狙いは見えていましたので、私なりに香車を取らせまいとギリギリの攻防が続きます。

第2図からの指し手

△9五歩    ▲同 歩    △9八歩    ▲同 香    △9七歩    ▲同 桂    
(第3図)

2014-11-30c

この▲9七同桂は激指に疑問手認定されてますが、そんなに悪い手ですかね? 確かに形としては▲9七同香なのでしょうが、それには△8五桂で銀香両取りがかかります。香車取られるわけにはいかないとはいえ、▲9六香だと、銀桂交換のあとに△8五金とかも目につきますし、放置して▲2八飛でしょうが、どのみち銀桂交換に持ち込まれてあまり面白い展開ではありません。上手は歩切れなので△9六歩はないと睨んでの▲9七同桂だったのですが…

ただ本譜は△9五香▲8六銀で端は受かったのですが、結局6六が薄くなってしまったので、やっぱり飛車を2四に置き去りにしてしまったのがすべての癌のような気がします。

第3図からの指し手

△9五香    ▲8六銀    △6五歩    ▲同 歩    △同 金    ▲6六歩    
△同 金    ▲同 金    △同 飛    ▲6七歩    △9七香成  ▲同 香    
△6一飛    ▲9三香成  △8五歩    ▲7七銀    △9六歩    ▲9八歩    
△6五桂    ▲6六銀    
(第4図)

2014-11-30d

この▲6六銀は▲6八銀と引いて▲6六歩を狙うべきだったかもしれませんね。△5四桂の筋が見えてしまって落ち着かなくなってしまいました。

第4図からの指し手

△7七歩    ▲6八金    △2三歩    ▲2八飛    △5四桂    ▲6五銀    
△同 飛    ▲6六香    △同 桂    ▲同 歩    △同 飛    ▲6七金打
(第5図)

2014-11-30f

この金打ちは手厚く受けたつもりでしたが、激指が提示した▲7七玉が秀逸な受けですね…。気色悪い拠点の歩を払いつつ、飛車をはじき返すという。

本譜はここから飛車を成香に当てて引かれ、そこからは明確に悪くなってそのまま押し切られました。

第5図からの指し手

△6三飛    ▲9四成香  △7八金    ▲同 金    △同歩成    ▲同 玉    
△6九銀    ▲6八玉    △6六歩    ▲同 金    △同 飛    ▲6七金    
△6四飛    ▲6六歩    △7八金    ▲5七玉    △5八金    ▲同 飛    
△同銀成    ▲同 玉    △2八飛    ▲5七玉    △2九飛成  ▲9五角    
△9四飛    ▲5一角成  △4五桂    ▲同 銀    △同 歩    ▲3五桂    
△5九龍
まで119手で上手の勝ち

結局のところ、4六に上がった銀が最後まで働くこともなく、逆に角を3七から活用する手段も消してしまっており、百害あって一利無しでしたね。飛車を2四から引かず端攻めを誘発し、結果的に6筋がスカスカになってしまったのも重なって、結局上手の攻めを支えきれなくなってしまいました。

いやー、将棋って難しいですね…

以下、棋譜です。

開始日時:2014/11/30
持ち時間:30分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
手合割:角落ち 
下手:私
上手:講師

△6二銀    ▲7六歩    △6四歩    ▲6八銀    △6三銀    ▲2六歩
△7四歩    ▲7八金    △7二飛    ▲7七銀    △7五歩    ▲同 歩
△同 飛    ▲7六歩    △7一飛    ▲2五歩    △2二銀    ▲4八銀
△4二玉    ▲6九玉    △3二玉    ▲6六歩    △4二金    ▲5八金
△6二金    ▲5六歩    △7三金    ▲6七金右  △7四金    ▲7九角
△5四銀    ▲5七銀    △6一飛    ▲6八角    △9四歩    ▲9六歩
△8四歩    ▲7九玉    △7三桂    ▲8八玉    △9二香    ▲3六歩
△1四歩    ▲5九角    △4四歩    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛
△4三銀    ▲4六銀    △9五歩    ▲同 歩    △9八歩    ▲同 香
△9七歩    ▲同 桂    △9五香    ▲8六銀    △6五歩    ▲同 歩
△同 金    ▲6六歩    △同 金    ▲同 金    △同 飛    ▲6七歩
△9七香成  ▲同 香    △6一飛    ▲9三香成  △8五歩    ▲7七銀
△9六歩    ▲9八歩    △6五桂    ▲6六銀    △7七歩    ▲6八金
△2三歩    ▲2八飛    △5四桂    ▲6五銀    △同 飛    ▲6六香
△同 桂    ▲同 歩    △同 飛    ▲6七金打  △6三飛    ▲9四成香
△7八金    ▲同 金    △同歩成    ▲同 玉    △6九銀    ▲6八玉
△6六歩    ▲同 金    △同 飛    ▲6七金    △6四飛    ▲6六歩
△7八金    ▲5七玉    △5八金    ▲同 飛    △同銀成    ▲同 玉
△2八飛    ▲5七玉    △2九飛成  ▲9五角    △9四飛    ▲5一角成
△4五桂    ▲同 銀    △同 歩    ▲3五桂    △5九龍
まで119手で上手の勝ち
広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。