不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

分散学習

分散学習という言葉をご存じでしょうか。

短期間で集中的に長時間を投入して学習する方式を集中学習といい、その対義語になりますが、長期にわたって短時間の学習を繰り返す学習方式のことを言います。

例をあげて説明すると、例えばテストに向けて英単語を暗記しようとする場合、1時間かけて一日で覚えようとする、これが集中学習です。いわゆる「一夜漬け」は典型的な集中学習ですね。

これに対して分散学習は、例えば同じ一時間かけるとしても、10分ずつ6日間かけて覚えます。

で、最新の研究では分散学習の方が集中学習よりも、学習効果が高いと言われています。よく「毎日コツコツやるのが大事」と言いますが、この観点からも的を射ているわけです。

で、これを将棋に当てはめてみると….。

よく言われるのは「1日1問でもいいから毎日詰将棋を解く」。プロや高段者が上達のこつとしてよく言うことですが、これも言ってみれば分散学習ですね。1日に20問の詰将棋をやって三日坊主で終わるより、1日1問でも20日間続ける方が大事ということを、プロや高段者の方は体感的に会得しているのでしょうね、分散学習の理論を知らなくても。

例えば棋書なんかは1回読んで終わりではなく、何度も繰り返し読むべき、となるかと思います。根を詰めて1回読むよりは、さらっと舐める程度でも日単位で間を開けつつ何回も繰り返して読む。これは別に棋書に限る話ではなく、効果的な読書方法としていろいろな人が紹介しているものです。

ただ、わかっていてもついつい1回で頭に入れようと根を詰めて読んじゃうんですよね。でも読み終わって思い出そうとしても、ほとんど思い出せなかったり。これって結局根詰めて時間かけた割には成果上がってないんじゃないかな、と。

だから、多分定跡書などは根を詰めて読むよりも、パラパラと程よい速さでページを手繰りながら、長くても数十分程度で読みきるということを数日ごとに繰り返すのが良いのかもしれません。

手元に積読になっていた定跡書が一冊あるので、今度それで試してみよう…

余談ですが、私が最近このブログで、得るものの多かった自戦譜を残している理由も、実はここにあったりします。

他の人はわかりませんが、少なくとも私は折に触れて過去のブログ記事をちょくちょく読み返します。その時に、この自戦譜と、そこから得られた教訓を思い出すことができれば、学習の定着に役立つはず。…そんな目論見です。

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