不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

[自戦譜]緩手で勝ち筋を逃す

得るものの多い対局を載せる、と決めてから妙に得るものの多い対局に出会います(笑)

今回も81Dojoから。相手はなんと四段。四段でありながら4級に対戦を挑むとは(以下略

私が後手番で、戦型は角換り腰掛け銀へと進みました。普段は自分から角交換したりはしないのですが、今回は横歩取りに進みそうだったのでそれを嫌って角交換を敢行。

角交換では先手番を持ったときはだいたい棒銀を選ぶのですが、今回は後手番だったので何となく腰掛け銀に。とはいえ、私は腰掛け銀の仕掛け方というものを全く知らなかったりします(汗)。なんとなくそれっぽい形に組むことはできるのですが、そこから仕掛け方に困って膠着状態に陥ることが多いです。

初手からの指し手

▲7六歩    △8四歩    ▲2六歩    △3四歩    ▲2五歩    △8八角成
▲同 銀    △2二銀    ▲7七銀    △3三銀    ▲4八銀    △3二金
▲5八金右  △4二玉    ▲6八玉    △7二銀    ▲7八金    △5二金
▲4六歩    △6四歩    ▲4七銀    △6三銀    ▲3六歩    △7四歩
▲5六銀    △5四銀    ▲6六歩    △7三桂    ▲4五歩    △1四歩
▲1六歩    △9四歩    ▲9六歩    △3一玉    ▲7九玉    △2二玉
▲8八玉    △4二金右  ▲4七金    △8五歩    ▲3七桂    △9二香
▲6八金    △9三香    ▲7八玉    △6五歩    ▲4六角
(第1図)

2014-11-04a

この将棋もそんな感じ。腰掛け銀の駒組みが飽和して、お互いパス手を指し続けて、しびれを切らして私が△6五歩と仕掛けた瞬間に、相手が▲4六角と打ち込んできたのが上の局面。

一見、7三の桂をダイレクトに狙われてかなりドキっとしました。△6五歩はミスだったか、とそのときは思ったのですが…。Bonanzaに解析させてみると、別に△6五歩は疑問手というわけでもなく、▲4六角で形勢が傾いたわけでもない。どうやら、さほど恐れる手ではないようです。

第1図からの指し手

△8三飛    ▲5五銀    △同 銀    ▲同 角    △5四歩    ▲7二銀
△5五歩    ▲8三銀成  
(第2図)

2014-11-04b

その後の私の応手も比較的妥当だったみたいで上の局面。飛車と角を交換したところです。ここで形勢を判断すると、

玉の堅さは後手、手番も後手、駒の損得はほぼ互角かやや先手。駒の働きはというと、先手の8三の成銀は桂香を質駒にしているものの、一歩間違えると遊び駒になりそう。一方で後手は目立った遊び駒はなく、銀と大駒二枚を手持ちにしている分、これも後手が勝りそう。

…というわけで、局面的には後手がリードしてそうです。Bonanzaの評価も、-157とやや後手寄りです。

(第2図からの指し手)

△6六歩    ▲同 銀    △8六歩    ▲同 歩    △5六歩    ▲6一飛
△5七歩成  ▲同 銀    △7五歩    ▲7三成銀  △7六歩    ▲1五歩
△同 歩    ▲1二歩    △同 香    ▲2四桂    △同 歩    ▲同 歩
△2七歩    ▲同 飛    △3八角
(第3図)

2014-11-04c

この△3八角が、Bonanzaに悪手とされた手です。悪手というよりは、もっとほかにいい手がある、つまり「緩手」ということだと思います。Bonanzaの推奨は△5五角。なるほど、玉頭を脅かしつつ、香と成銀の両取り。△9九角成などと成り込まれた日には飛車をつり上げた効果もあって一気に寄ってしまいそうですね。これは大変味のいい手です。

第3図からの指し手

▲2三歩成  △同 金    ▲同飛成    △同 玉    ▲2一飛成  △2二歩
▲2四歩    △同 銀    ▲2五歩    △3三銀
(第4図)

2014-11-04d

この銀引きが直接の敗着になりました。ここは強く△2五同銀の一手でした。以下、▲2四歩、△同玉、▲2二龍、△2三歩、▲4二龍、△3三角(変化A図)みたいな展開になれば、一発逆転もあったかもしれません。

2014-11-04f

とりあえず、少しは角換り腰掛け銀の定跡を押さえた方がいいかな、と思わされた一局でした。

以下、棋譜です。

開始日時:2014/11/03
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:相手(四段)
後手:自分(4級)

▲7六歩    △8四歩    ▲2六歩    △3四歩    ▲2五歩    △8八角成
▲同 銀    △2二銀    ▲7七銀    △3三銀    ▲4八銀    △3二金
▲5八金右  △4二玉    ▲6八玉    △7二銀    ▲7八金    △5二金
▲4六歩    △6四歩    ▲4七銀    △6三銀    ▲3六歩    △7四歩
▲5六銀    △5四銀    ▲6六歩    △7三桂    ▲4五歩    △1四歩
▲1六歩    △9四歩    ▲9六歩    △3一玉    ▲7九玉    △2二玉
▲8八玉    △4二金右  ▲4七金    △8五歩    ▲3七桂    △9二香
▲6八金    △9三香    ▲7八玉    △6五歩    ▲4六角    △8三飛
▲5五銀    △同 銀    ▲同 角    △5四歩    ▲7二銀    △5五歩
▲8三銀成  △6六歩    ▲同 銀    △8六歩    ▲同 歩    △5六歩
▲6一飛    △5七歩成  ▲同 銀    △7五歩    ▲7三成銀  △7六歩
▲1五歩    △同 歩    ▲1二歩    △同 香    ▲2四桂    △同 歩
▲同 歩    △2七歩    ▲同 飛    △3八角    ▲2三歩成  △同 金
▲同飛成    △同 玉    ▲2一飛成  △2二歩    ▲2四歩    △同 銀
▲2五歩    △3三銀    ▲2四金    △同 銀    ▲同 歩    △同 玉
▲2二龍

まで91手で先手の勝ち
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[自戦譜]緩手で勝ち筋を逃す」への2件のフィードバック

  1. hamuya 2014年11月7日 19:03

    こんばんわ
    変化図Aの件
    自我自賛の局面にネガティブなコメントするのは気が引けるのですが、
    上達を目指しているとの事ですので—-。

    上級者なら△3三角に対し、一目で詰みがあると直感し、読みを入れます。
    手順を示すと、▲3三同竜△同玉▲2五桂までは必然。それに対する応手は、
    変化1、△4二玉▲3三角△5三玉▲6三金△5四玉▲5五金までの詰みです。
    変化2、△2四玉、▲3三角△2五玉▲2六歩△同玉▲3七金△2五玉▲2六銀△1四玉▲1五香までの
    詰みです。
    従って、3三角での一発逆転はないと思えるのですが、確認して見て下さい。

    いいね

  2. yamakaz 2014年11月7日 19:34

    いえいえ、所詮は級位者の読みですので抜けや穴はいっぱいあるだろうことは自覚してます。というか、このブログはむしろそういう前提で読んでいただかないといかんのです。どっかに注意書きで書いとくか…

    それはさておき…

    で、Bonanzaの力も借りつつ確認してみましたが、なるほど▲3三龍から漏れなく詰みますね…
    さすがにこの超手数の読みは今の私には厳しすぎました(汗

    いいね

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