不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

高速棋譜並べ

先月末から二週間ほど別件の用のため、将棋の勉強は最低限の詰将棋ノルマだけの低空飛行モードだったんですが、最近はまた勉強を再開しています。もっとも、今度は仕事の方が忙しくなってきており、平日はなかなか時間が取れない状況が続いていてこれがなかなかもどかしい。

そんな中、私が今現在勉強として取り組んでいるのは詰将棋と高速棋譜並べです。

詰将棋は相変わらず浦野先生の5手詰め本を1日8~16問くらいのペースで主に通勤時間を利用して解いています。もうどちらも3周はしているんですが、未だに全問スラスラとはいかなくてなかなかもどかしい。

5手詰ハンドブック
浦野 真彦
4861370353

5手詰ハンドブック〈2〉
浦野 真彦
4861370418

それとは別に、二ヶ月くらい前から高速棋譜並べという勉強法も始めています。

高速棋譜並べとは、

  • 好きな戦型を選んで
  • 勝利する方の立場から
  • 文字通り高速で並べまくる
  • たくさんの棋譜をひたすら並べまくる

というものです。高速で並べるわけですから、1手1手の意味を吟味する余裕はありません。ただひたすら棋譜の通りに黙々と並べていく、それだけです。プロの筋のいい手を、理屈では無くイメージとして刻みつけていく、というアプローチですね。

こんなんで身につくのか、という疑問はあるでしょうが、私は割とこの方法の有効性を信じています。ただし、結果が出始めるまでにはかなりの時間がかかりそうですが…一説には数ヶ月から一年とも言われているようですから、これはもう「継続は力なり」を信じて突き進んでみようかと。

なぜ普通の棋譜並べなどではなく、高速棋譜並べなのかというと、とりあえず棋譜並べ用に以下の本を買ってはみたのですが、

羽生VS森内百番指し
羽生 善治 森内 俊之
4839937613

まだ私程度の棋力だと、解説を読みながらじっくり並べてもなかなか理解が追いつかない、という現実が見えてきたからです。それならば、まずはひたすら筋のいい手をイメージレベルで刻みつける高速棋譜並べの方が、今はいいんじゃないか、と判断しました。じっくり吟味しながらの棋譜並べは、有段者になってからでいいだろう、と。

で、高速棋譜並べでは、成果が出るまで1000局くらいが一つの目安とされています。逆に言うと、1000局の棋譜を用意しなければならないわけです。そんな数の棋譜がどこにあるか。そのために、このサイトを便利に使わせてもらっています。

高速棋譜並べは解説も読まず、意味も考えずにひたすら無心に並べていくわけで、1局3分で並べろと言われていますが、今の私では1局5分くらいはどうしてもかかってしまいますね。

当面は詰将棋と高速棋譜並べ、この2本立てで行こうと思っています。続けやすそうですしね。

コメントを残す