不惑オヤジ(と娘)の将棋な日々

アラフォー親父と小学生娘の悪戦苦闘の記録

「G」対策

私は居飛車派ですが、将棋倶楽部24や81dojoで指していると、やはり振り飛車を相手にすることが多いです。81dojoのデータによると、私が指している将棋の6割以上が居飛車対振り飛車の対抗型です。もちろん、私が居飛車。

いわゆる、昔ながらの角道を止めるタイプの振り飛車だと、私もなんとかそれなりに対抗できます。それは、以前中古で買ったこの本が、存外私には合っていたためです。

振り飛車破り―振り飛車なんかこわくない! (初段に挑戦する将棋シリーズ)
青野 照市
4422750623

古い本で、新品はすでに絶版しているっぽいですが、振り飛車対策ではずいぶんとお世話になりました。

ただ、近年は角道を止めないタイプの振り飛車が主流。24や81dojoでも、対振り飛車の半数近くがおそらくこの新型振り飛車です。

その中でも特に遭遇率の高いのがいわゆる「ゴキゲン中飛車」と呼ばれる戦法。長く将棋浦島太郎をやっていた私の知識にはこんな戦法は存在しません。初めて遭遇したときはかなり衝撃的でした。

それでも、従来の振り飛車対策の応用で何とかなるだろう、と半分高をくくっていたところがあるのですが、どうやらそれは大間違いだということがようやく最近わかってきました(汗)。のんびり構えているとあっという間に押し潰される。かといって、相手の速い動きにどう対処していけば良いのかもイマイチわからず。

それでも所詮は級位者同士の将棋、なんとかなるときはなんとかなるのですが、やはりうまく立ち回れずに潰されることが多く…。

そんな私にとって大変厄介なゴキゲン中飛車。私は愛ある憎しみ?を込めて「G」と個人的に呼称しているのですが(どういう意味かは想像にお任せしますが(^^;)、実際の対局での遭遇率も高く、どうやら本格的に「G」対策を練った方が良さそうだ、ということで、kindleでこの本をゲット。

最新の振り飛車対策 (プロ最前線シリーズ)
深浦康市
B00K1W3V0S

「振り飛車対策」とありますが、内容のほとんどはゴキゲン中飛車対策です。あとは、おまけ程度に角交換四間飛車、2手目△3二飛戦法の対策が載っているくらい。

その分ゴキゲン中飛車対策としては充実しているように思います。▲7八金型、二枚銀型、丸山ワクチン、超速▲3七銀型について、それなりに詳しく解説してくれています。

その中から、超速▲3七銀型を選び、徹底的に読み込みました。

そして今日、さっそく81dojoで「G」に遭遇したので試してみました。

2014-08-19b

私の超速▲3七銀に対し、相手は4四銀型で対抗。「最新の振り飛車対策」に依れば、この形は双方からすぐに仕掛ける手はないので、穴熊を目指すのがおすすめとのことでその通りにしてみました。すると、相手も穴熊に潜り、相穴熊へ。

2014-08-19c

 

この▲5三歩がポイントになったかなと思います。△同飛でも△同銀でもとりあえず▲4五桂で両取りですので、取りにくい。なので本譜は△4二角と引いたのですが、かまわず桂を跳ねて5三の歩を守り、▲6八金としてから飛車を5筋に回った以下の局面で、かなり指しやすくなりました。

2014-08-19d

 

あとはこの5筋の拠点からうまく穴熊を切り崩して、勝利することができました。

以下、棋譜です。

開始日時:2014/08/18
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/8/10)
先手:yamakaz
後手:xxx

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △5四歩    ▲4八銀    △5二飛
▲6八玉    △5五歩    ▲3六歩    △4二銀    ▲3七銀    △5三銀
▲4六銀    △4四銀    ▲2五歩    △3三角    ▲7八玉    △6二玉
▲7七角    △7二玉    ▲8八玉    △8二玉    ▲9八香    △9二香
▲9九玉    △9一玉    ▲8八銀    △8二銀    ▲7九金    △7四歩
▲5九角    △5六歩    ▲同 歩    △同 飛    ▲5八金    △5一飛
▲3七桂    △5六歩    ▲1六歩    △1四歩    ▲7七角    △7一金
▲5三歩    △4二角    ▲4五桂    △1二香    ▲6八金寄  △6四歩
▲5八飛    △5七歩成  ▲同 飛    △4五銀    ▲同 銀    △6五桂
▲5四銀    △5七桂成  ▲同 金    △3三角    ▲同角成    △同 桂
▲6三銀成  △4五桂    ▲5八金    △5三飛    ▲同成銀    △5五飛
▲6二銀    △5八飛成  ▲7一銀不成△同 銀    ▲6三成銀  △8二金
▲5三角    △6二銀打  ▲同角成    △同 銀    ▲同成銀    △4四角
▲7一銀    △5五角打  ▲8二銀成  △同 玉    ▲7二金    △9一玉
▲8二銀
まで85手で先手の勝ち
広告

「G」対策」への2件のフィードバック

  1. ふざい 2014年8月20日 18:59

    こんばんは、ふざいです。
    激指によれば、相手の1二香が敗着らしいです。
    しかし、素晴らしい指回しですね。
    わたしはGにはコテンパンにやられることが多いです。

    いいね

  2. yamakaz 2014年8月20日 20:47

    ふざいさん、こんばんは。

    Bonanzaによると、△1二香もそうですがその直後の△6四歩も悪手で、この二手で一気に形勢が先手に傾いたみたいです。とにもかくにも△3三桂とぶつけて桂交換に持ち込むべしというのがBonanzaの判断のようです。

    その後私の方にも緩手があって、63手目▲5八金のころにはかなり互角に近いところまで戻っていたのですが、64手目△5三飛が決定的な敗着だったようです。確かにあそこで歩と引き替えに飛車を切るかぁ?という疑問は対局中もありました。その後の狙いも金と成銀の両取りだったみたいですが、飛車一枚切ってまで狙うような手だったかなぁ、と。

    >しかし、素晴らしい指回しですね。

    恐縮です(^^ゞ
    今後も精進します。

    いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。